その1)亡き父の最期を一度見送ったはずなのだが、俺が実家から出かける直前に少し持ち直して生き返っていた。しかし、俺はしばらく遠くへ出かけるので、会うのはもう最後になるだろうと、二人は握手を交わす。親父は、実は自分も昔はアーティストを目指したが諦めて、研究関係に就いていたと告白(リアルとは全然違う話)。別れ際、親父は諦めて自分と同じことをするよう説得するが、自分のことは自分で決めると言って、俺はアーティストの道を選ぶと伝えた。ふと見ると親父は見知らぬ男になっていた。


<解釈その1>
父・・・一般に、自分の賢明な男性的側面。あるいは自分の父親、父親に投影された気質。

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【洞察】夢に出てくる親父の正体がやっとわかったような気がする。あれは古い自分、過去に歩もうとしていた人生なのだ。(実際、かつては研究関係に就こうと思っていたが、わくわくする感じはなかった)




その2)修学旅行か何かで、古い街に来ている。ある寺社のような建物に入り、迷路のように複雑な中庭をしばらくいくと雨が降ってきたので、急いでゴールを目指す。やがて小さなドームのようなお堂(?)に着いた。そこでは警策(肩を叩くやつ)用の板を持った坊主が、派手なくしゃみをしていた。
クラスメートはすでに多く来ていて、俺は出席簿順のスペースに入る。すると女子が何人か集まってきて、ピザを売ってくれと言われる。よく見ると、隣の席の下に箱入りのピザが積んであって、そこに来てるはずの奴が頼まれたようだが、今は席を外していた。売り子なんて嫌だったが、仕方なく料金表を見ると、1枚18000円もするので驚く。頼まれ事なので、そのまま販売する。
忙しいその間、大学の知人TNが飲み物を買ってきてくれるというので、200円渡した(10円玉が見当たらない)。おーいお茶でいいかときかれ、それでいいと答えた。


<解釈その2>
寺社・・・神聖な場所なら、魂や精霊そのもの。あるいは何かを特別扱いして、気づきの欠如がある。
雨・・・一般に、感情面が成長する準備のための浄化。
くしゃみ・・・浄化すること。抑圧された感情を解放すること。
ピザ・・・辞典に項目なし。円の類いなら、全体や完全、無限、一つの円を完成した(心身と魂の融合)こと。
18000・・・1+8=9 9は完成、過去のものが終わること。三重の三位一体。
18000(エンジェルナンバー)・・・あなたの豊かさが実体あるものになるようアファメーションし続けてください。神はあなたが物質的に安心できるよう望んでいるのです。どんな恐れも心配も、創造主に預けてください(180)。創造主があなたへのメッセージを強調しています。導きに注意し、遅れることなく従ってください(00)。
200・・・2は男性と女性のエネルギーのバランス。
200(エンジェルナンバー)・・・あなたの信じる心のおかげで神との強く神聖なつながりへと導かれました。その信じる心はしっかりと裏打ちされたもので、あなたは創造主と手をたずさえ、事に当たっているのです。
茶・・・一般に、励ましとなるもの、リラックス、社会的相互作用。ひと休みせよ。

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【洞察】
1.その1で自分の人生の目的を確信した。それに関係する流れであろうか。
2.書き始めた小説に関すること。第一話を書いたが、集中しすぎて気づけば5時間続けてやっていた。はやくも胃の辺りがふくらんだ(あるいは詰まった)感じになってしまっている。高揚して早く歩きすぎ、一合目の前にばててしまう登山のようである。




その3)SL列車で外国のどこかを旅している。地図を見ると、平均駅間距離がとても広いと気づく(50km以上)。客車はディーゼルカーで、機関車のサポートのためかときどきエンジン音がして風情がない。それにしても、景色の流れや周囲の質感など、あまりにリアルな感覚に「これは夢ではないのでは?」と思ったとき、目が覚めた。


<解釈その3>
【洞察】SLや駅間距離の広さなど、書き始めた小説の設定に似ているところがある。夢の中で夢じゃないかもしれないと考えたところが面白い。




その4)その3の直後、うとうとしていると、遠くの方で(おそらく)バッハのピアノ曲が鳴り止まず、近所にピアノ習っている奴でも引っ越してきたのか、うるさいなー、と思ったら止まった。音だけの夢。


<解釈その4>
【洞察】年末以来の音楽活動をそろそろ再開したいというメッセージであろうか。