その1)俺は中学くらいの教師だった。クラスのある少女Aは、他人に何でも任せたり訊いたりばかりで、自分で考えたりやろうとしたりはしない、今どきの子だった。

相談を受けた俺は、Aの部屋にあった正方形とつぶれた長方形の空の籐製ラックのようなものを持ち去り、俺が使っているエリアの布団のそばにある棚家具の上に置いた(双方の部屋は陸続きのようだ)。寝る前に読む本などをそこに入れておくのもいいなと思った。

またAは『自殺しろ』と汚い字で書かれた紙切れを持たされていた。いじめられているようだ。俺はその紙を取り上げ、壁のどこか適当なところに紛れ込ませた気がする。

その後、Aは俺に何かと好意を寄せるようになった気がする。

 

【現況】過去曲やその修正作業したものを有料配信にアップはしているものの、新たに曲を書きたいという気にはなかなかなれない。

【洞察】

1.Aは、何でもかんでもソフト頼みの近年の作曲法のせいで創造性を欠いてしまったことをいっている可能性はある。創造性の自殺を回避させれば、やがて再び創造的になるだろう(Aの好意)ということなのか。

2.寝る前に読書することを推奨しているのか。それが曲のネタになるという話?

 


 

その2)見知らぬ病室にいた。俺はここに入院しているようだ。ベッドは2床あり、部屋の両端の壁にそれぞれ沿っていた。付き添いとして母が来ていた。向かい側のベッドには若い女(?)がいて、その付き添いが1人いた。

今は朝8時頃のようで、俺は目が覚めて間もなかった。俺はぼうっとしていてベッドの上に座ったまま眠ってしまいそうだった。

そのとき、2人くらいのナースが食事を持ってやってきた。彼女らは「お腹は空いてませんか?」といった。空いている者だけに配るようだと思い、俺はハッと目を覚まして「空いてます」といった。

 

【寝る前の思考】(バイトも見つからないし配信だけでは食えないし)収入についての智慧を授けてほしい。

【洞察】

1.本当は空いてないが、食事を抜かれるのは嫌なので「空いてます」といったような気がする。

2.今はまだ(あるいは腹が減るような体調になるまでは)休養しているべきということか。

その1)実家にいた。下腹が痛くなり大便したかったがトイレに間に合わず、階段横にある小便器(リアルにはない)に出してしまった。かなり大量で、それは小便器の排水口を通り抜けてパイプの中に入ってしまった。俺はパイプごと便器を持ち上げると、どこに捨てていいのか、取り出すこともできないし参ったなと思った。

 

【洞察】昨日は過去作やそれを直したものを有料配信サイトに大量にアップしたが、そのことをいっているのかもしれない。一度に大量に出しすぎたということか。パイプに詰まったのは、落選してお蔵入りになった曲のことかもしれない。

 


 

その2)ある倉庫を見かけた。今どきのドラッグストアかと思うようなパステルカラー調の作業服を着た人々が、揃った動きで働いていた。ここではバイトしたくないなと思った。

 

【洞察】バイトに関して、ドラッグストア、作業服を着る仕事、ライン作業(?)は回避したいということ(消去法?)なのか。

 


 

その3)RPGのようなゲーム世界にいた。ダンジョンの最奥部で俺はクエストか何かを達したらしかった。ここで選択肢が3つくらい現れた。俺は『王女の求婚から逃げる』というカード(?)を選んだ。

すると王女は怒って追手を差し向けてきた。宝や名誉はともかく、求婚は遠慮したいと思い、逃げまくることにした。

ただ、王女が怒っているのはフリだけで、お互い半分笑っていて、この状況は俺たちの暗黙の了解であるかのようだった気がする。

 

【洞察】今後、宝や名誉(成功のことか?)を手にしたとしても結婚だけはしないという話?

その1)ある山に行って、帰ってきた。下山するとき、ある外人が色紙のようなものに描いた俺への(絵付きの?)メッセージを見かけた。それは、登山道の沿道のある家の庭などに何枚も並べてあった。どうやら俺の絵の熱狂的なファンらしい。

最後の一枚のつたない日本語を見ると、どうやら俺の絵をタダで欲しがっているようだとわかった。俺は苦笑すると、あんなプロでもない絵のどこがいいのかわからないが、それでも最低でも1000円は出してくれないとなと思い、特に構うことなくそこを通り過ぎた。

 

【現況】作曲への復帰の準備として、有料配信用に、ネットから取り下げたり未完で埋もれたりしている過去作のリマスターをはじめることにした。

【洞察】全然プロっぽくない作品でも、世界のどこかには俺の熱狂的なファンがいるということなのか。とはいえ、タダであげる気はないということか。

 


 

その2)見知らぬスーパーで買い物をしていた。棚の列の向こうに、親戚のSKR(子供時代)を見かけた。俺を追ってきそうな顔をしているので、笑ってわざと少し逃げた。

ほどなくこっちにやってくると、SKRは真剣な顔で、彼の父(SKさん)が俺のものを「何でも買ってくれるって」といった。

 

【洞察】

1.実際のSKさんは認知症のようなので、文字通りの話というわけではなさそうだが。

2a.「何でも買ってくれる」は「何を作っても売り物になる」ことの暗示であろうか。ダメっぽい曲でも直せば売り物になるということ? あるいはそういう準パトロン的な存在がいるということなのか。

2b.もしくは、サブスクの客はその性質上、何でもかんでもDLしてしまう傾向がある、つまり登録曲数が多いほど有利になるということなのか。

その1)電器屋のような店にいた。そこで何かを買うことにした。レジへ行くと若い女の店員がいた。何かを見て篠崎という名だと知った。彼女はその仕草などから、ちょっとお高い感じの女に見えた。俺はポイントカードを見せた。なぜか月に3500円もらえる特典がついていた。

ある友人が、壊れたオーディオとカセットを処分すると聞いていたので、カセットは全部もらおう、そしてそれを再生できるラジカセをアキバかどこかで買おうかなと思った。

60代くらいのセレブっぽい老女Aがやってきた。カウンターに誰もいないようで、店員を何度か呼んだ。このフロアとは別の、メインの売り場らしいフロアにいた上司らしき男Bがやってきた。Aは「篠崎くんをお願い」みたいなことをいって女を指名した。

Bが訳を聞くと、Aは「今度、1億円する家をもらうことになったの」といった。Aの友人が何かの事情でその家を手放すらしい。Aの今の家は売り払うつもりのようだった気がする。それらのことで、篠崎に用があるらしかった。

 

【洞察】

1.妙な特典のついたポイントカードは、音楽配信のサブスク部門でもらえる月額(平均?)のことかもしれない。

2.カセットの話は、かつて書いた曲(主に歌もの)を「再生」することを暗示しているかもしれない。

3.セレブの老女と1億円の家をもらった話は、よくわからないが、古いものに高い価値があることを示唆しているのか。家が替わるのは、ステータスや立場が替わるということか。

 


 

その2)以前ドリマトーンの教室に通っていたが、そのときやっていた曲が行き詰まって(?)しばらく休んでいた。

そのときの曲を再生してみた。ロカビリー(?)っぽいがプログレッシブ感もあり、かなり複雑な感じだったが、改良の余地はありそうに見えた。これを直して、何週間かぶりに教室へ行こうかどうか考えていた。

先生は増進会時代の小室哲哉っぽい風貌の人で、生徒も当時の高3の連中のようだった。彼らはわりとサボりがちで、それを咎めるような空気はなかったことを思い出した。

スコアを見てみると、音符がかなり少ない簡素なもので、先生による赤ペンの直し(音程が違うらしい)があった。

 

【洞察】ドリマトーン云々というよりいかにもDTM的なイメージだった。その1もそうだが、これも作曲業に復帰するよう促しているように思える。そして、たまにはサボってもいいということか。

その1)体育館のようなところにいた。ここはバイトしている薬屋の倉庫のようだ。父(故)とは別人の姿だが『親父』と呼んでいる男Aが、発注担当のようだった。

AはメンソレータムAD軟膏をダンボール30箱以上も発注したらしく、それが積んであった。確かにたくさん要るとはいったかもしれないが「親父、そんなにはいらないから」といって、無駄な発注をやめさせた。

余った商品はどうしようか、他店に転送すべきか、などと考えていた気がする。

 

【洞察】

1.薬屋と商品の対応(特に発注業務)は、これまでの傾向から創作の作品(おそらく作曲)のことを暗示している可能性が高い。

2.なぜメンソレータムADなのかはわからないが、A(親父)はたくさん作ってやろうという意気込みなのだろうか。実際には、今のところやる気はほとんどないのだが、自己の深層の部分では違うのかもしれない。

 


 

その2)働きすぎの人は短命に終わるみたいな話を聞いた気がする。ウッチャンは50代で、40代で亡くなるといわれている有名人もいた。

よくわからないが○○(解読不能)しすぎると寿命に関わるという話だった気がする。

 

【洞察】(おそらく創作で)がんばりすぎると寿命に関わるということなのか。その1の親父の発注しすぎにも関連がありそう。

 


 

その3)見知らぬ薄暗い自室にいた。机上の明かりだけがある。トイレに行くのが面倒で、机の上で漏らした。たまにやるので抵抗はなかったが、机の上の書類などを少し濡らしてしまって、まずいなと思った。

 

【洞察】これもその2と似たような示唆に思える。その1〜3に共通してそうだが、何かやらなくてはと思いすぎてワーカホリックになることを事前に諫めているのかもしれない。

 


 

その4)なだらかな丘っぽい広い空き地にいた。そこでは少年たちがあちこちで各々のグループで野球(の練習?)をしていた。

しばらくそこに佇んでいると、いつの間にか少年たちがいなくなっていた。ふと振り返ると大学生くらいの男たちがバットなどを持ってこっちに向かっていた。

彼らに譲る(あるいは大人が怖いから?)ために少年たちは去ったんだろうと思った。少年たちは遠くの別の空き地に移動したように見えた。

俺は彼らには興味がなく邪魔に見られるのも嫌なので、どこか別の場所へ移動しようと思った。

 


 

その5)理科実験教室のようなところにいた。ほどなく、シャワーを浴びていたらしい中年の塾長Bがやってきた。

Bはさっそく実験のデモを見せてくれた。Bは密封した小さな水槽の水にメスのようなものの刃を浸した。その刃には強力な磁力がついたようで、金属にくっついた。

今は16時半頃のようだった。Bは半端な時間に来たらしい俺を少し訝り「いつ来たの?」といった。俺は「つい30分くらい前です」といった。

どうやら、子供たちが集まるのはもう少し後のようだと気づいた。俺は出直してきたほうがいいかAに訊いたほうがいいだろうかと考えていた。

 

【洞察】その4と5は類似のように思える。子供っぽい囚われの少ない練習あるいは実験的な創作を推奨しているのかもしれない。

 


 

その6)(夜寝の夢)高校クラスメイトのTGっぽい男が何かの聖人らしく、その男に関係する何かの価値が(?)6000万円とのことだった気がする。

 


 

その7)(夜寝の夢)現下宿に似ている部屋のベッドで寝ていたら、ある国会議員が俺に生卵を投げつけてきて(夢の中で)目が覚めた。俺は怒り(下宿の机の辺りにいる)首相(ガースー)らに詰め寄った。

俺は「食べ物も大事にできない奴が、国民のために何ができるんだ」みたいなことをいった。ガースーらは答えられない。どの議員(おそらく与党)が投げたのかという話でも、ガースーら大臣はしどろもどろだった。「こんなことは許されない」みたいなことをいって、俺はさらに詰問しようとした気がする。

 

【洞察】

1.食費すら稼げていないという現況に対する怒りなのか。バイトの問題かもしれないが、机は創作の場所であり「それで食費も稼げない奴が収入(?)全体のことを語るな」とか「せめて月の食費(3〜4万)くらいそれ(作曲?)で稼いでみろ」と煽っているのかもしれない。

2.国民の生活をないがしろにしているガースーや与党に国民の鉄槌が下る暗示の可能性もある。

その1)明日(3/5だったか?)ピアノのコンサートか発表会を控えていた。俺はロビンという名の少年らしい。だが、俺は全く練習していなくて、とても弾けるとは思えなかった。

街の様子(?)を見ると、ピアノを弾くといわれているのは『エチェ○○○(○は失念)』という少女とのこと。俺は今までその子として弾いていたらしかった。

ストッキングかタイツのようなものを脱ぎ捨てるイメージがあった。その少女の姿ではなく、ロビンになってしまえばもう誰も気づくことはないので、コンサート(または発表会)に出なくてもいいはずだと思った。

その後、違う仕事の似たような境遇の若い男Aと共に、刑務所(?)かどこかに入れられる感じがあった。Aは「俺たちバカだったんだな」といって笑った。バカなんだから、これからは何をやったっていいやと思った気がする。

 

【寝る前の思考】(昨日のその3の)燃料とは?

【洞察】

1.作曲時代にときどき見ていた、典型的な引退や中止を促すような夢に似ているが、ドリマトーンではなくピアノ、自分が別の名前になっている、というところが違う。

2.今まで演じていたのは仮の姿であり、ストッキングのようなものを脱ぎ捨てるのは「脱皮」を暗示していると思われる。

3.ともかく「作品を(名が知れる形では)発表したくない」という要望があるように見える。

4.なぜロビンという名なのかはよくわからないが、自分の本来の名前(?)を使うか、ともかく無名になってしまえば、発表する必要(またはそのプレッシャー)がなくなり、また無名のバカになってしまえば、何をやっても咎められる心配も不安もないということなのか。

5.発表していたYouTubeなどの曲をすべて削除して「無名」となり、名が晒される可能性が少ない有料配信一本でやりたいという風にも読めるが、削除した上で作曲を完全引退して、別のことをやるという風にも読めるし、よくわからない。

 


 

その2)冬、親しい男A(知人のはずだが失念)と見知らぬ夜の街を歩き、いろいろ語っていた気がする。あるバス停の前で俺たちは声を掛け合い、手首をガシッと叩き合わせたりして「じゃあな!」といって別れた。

Aが去ると、バス停にいた男が振り返った。院時代のSNだった。隣に同棲のNNさんもいる。SNはかなり薄着で寒そうにしていた。俺は「ユニクロでもどこでもいいから、何か(上着)買ってこいよ」といった。NNさんも似たようなことをいった。SNはどこかへ買いに行った気がする。

やがてバスが来て、それに乗った。右側の2人掛けシートの窓側に座った。隣は友人だがSNだったかは定かではない。

足がうまくハマらなくて、尻が背もたれにつくような浮いた状態だった。運転手の田舎くさいおじさんBが、マイクで何度も注意してきた。あまりにしつこいし失礼なので、俺はあえて明るく声を張って「すいませーん、引っかかってしまっていたので」などと答えた。Bはまだブツブツ文句をいっている。

乗客たちはBの態度に不機嫌そうだったが、Bは口ほどには悪い奴ではないと俺は思っていて、ちょっと笑ってやりとりをいくらか楽しんでいた。

 

【洞察】

1.Bのしつこい注意は、その1で「燃料」について解釈しかねていることを咎めているように思える。

2.わざとひねくれて解釈を間違えたフリをして、その葛藤的な状況を楽しんでいるという風にも読めなくもない。

 


 

その3)高いビルを建てている工事現場(中〜上階だったか?)にいた。今日は休みだが、俺はここでバイトしているようだ。夕方だからか今は誰もいない。

俺は剥き出しの最上階まで行き、どういう部品がどうハマっているかを調べた。骨組みや部品はすべて銀色の金属のようだった。

やることはなんとなくわかったが、自信はなかった。ミスって社員に文句をいわれたらすぐ辞めそうだなと思った気がする。

 

【洞察】

1.工事中のビルは、自己の内奥で何かを作る準備をしていることの暗示と思われる。

2.金属部品が強調されているが、何の喩えかはわからない。

3.咎められたらすぐ辞めそうなのは、自信のなさを表していると思われる。

 


 

その4)(夕寝の夢)実家の旧寝室の布団で寝ていた。ふと起きると17時半で、やばいやばい起きなければと思った。18時頃に何か用事があるような感じだった。

自室に行くと、ガラケー(1つ前のピンクのケータイか)が開いたまま直立していた。窓が開いていて風が吹き込んでおり、信じられないようなバランスに思えたが、風のせいでそのような姿勢になったのかなと思った。画面を見てみると、真っ白で何も映っていなかった。

データが全部消えたかと思い一瞬焦ったが、目覚める寸前、ああそういえばもうスマホにしたんだったと思い出し、ほっとした。

 

【洞察】

1.なぜ自室ではなく、旧寝室なのかはよくわからない。

2.実際に起きたのは17時6分で、風呂に入って18時からのプロ野球を見るつもりだったので、用事はそのことかもしれないが、よくわからない。

3.窓から入ってきた風は、心の窓が開いて新しい風(?)が入ってきたことを暗示しているのか。ガラケーの画面が真っ白なのは、古いデータが空っぽになったことを示しており、昼頃に作曲したものを各動画サイトからすべて削除ことに関係があるかもしれない。

「心の窓が開き風が入ってきて古いデータを削除できた」ということだとすれば、少なくとも削除したことは肯定的に見ていいように思える。

4.消えたデータは特に、そのガラケーを使っていた頃(2012.9〜2020.10頃)に作った作品(つまり主に作曲していた時代)に関係あるかもしれない。

その1)どこかよく知らない場所にいたが、よく覚えていない。気づくとその世界から出て、実家の居間にいた。その夢の内容が入ったアルバムのような大型の冊子を閉じ、専用ケースに入れた。それは厚いのと薄いの2冊があった気がする。

ざらつきの少ないホワイトノイズと静かな雑音だけのテレビがあり、その下のラックにアルバムをしまった。母はその隣の別のテレビで何かの番組を見ていた。

よくわからないが、これで求めていた(?)古の都の最果て(ある国の北東だったか?)にたどりついたという感じがあった。それは陸の上の細長い半島(高い断崖が何百キロも続いている?)の果てにあるようだった気がする。それはエジプトにあるようだったが、同じようなものが京都(?)かどこかにもあった気がする。

それから実家の古いMacのことが気になった。母が使っているPowerMacは10年くらい古いものだった。その程度の期間でも使いものにならないくらい古くなるPCというものは問題だな、と思った気がする。

 

【寝る前の思考】やりたいことがはっきりしないしバイトもない、どうしていいかわからない。大いなる智慧を授けよ。

【洞察】

1.智慧は授かったのかもしれないが、今はまだ何のことかわからないということか。

2.その世界についてよく覚えていないのは、まだそれが何か認識できるレベルに達してない可能性がある。実家のテレビがホワイトノイズなのは、通常レベルの夢の層では(チャンネルが合わず?)見ることができないことを示しているかもしれない。ただ、そういう世界があるという理解はあり(今は認識できない)記憶をアルバムとして保管しているのかもしれない。

3.「古の都の最果てにたどりついた感じ」は、近日中に発売されるエジプトの古代テキスト集(本邦初のものもあるらしい)のことであろうか。この本は、思えばかなり長い偶然(あるいは必然)のつながりからたどりついたものに思える。

作曲で食えない→倉庫バイト→通勤の暇つぶしにハンコックの本を読み彼の仕事を初めて知る→バイトやめる→コロナ拡大で無職(あるいはやる気なし)&作曲引退→暇つぶしに買ったハンコックの最新刊で古代エジプトが気になる→関連の何かをツイッターで検索したら偶然(?)古代エジプト展の開催を知る→博物館のショップで見かけたヒエログリフの高い解説書をかなり迷ったが買う→他の本に興味が出てしばらく放置→選択肢が減ってようやくその本を開く気になり、本にはさまっていたチラシで件の新刊を知る、という具合。

4.北東にあるイメージは、アフリカ大陸の北東(つまりエジプト)を示しているのか?

5.PCの古さは、思考回路や情報を新しくしないとその本は容易には読めないという意味かもしれない。あるいは記録メディアとして石版や壁は数千年以上もつのに対しPCは10年程度であり、そのことを嘆いている可能性もある。

 


 

その2)見知らぬ博物館(美術館?)にいた。すごく不思議な感じのする場所で、展示物もそういう物ばかりだった気がする。展示の内容はなぜかまったく覚えていない。

あるフロアか通路で、見知らぬ50代くらいの欧米人の男Aと出会った。Aはこの場所についてよく知っているようだった。Aと一緒に館内をまわることになった。しばらく見てまわり、Aと話した。Aは「ここ初めてだったの?」といって驚いていた。

その後、階段通路に出た。Aは下階へ向かおうとした(ここは2階か3階のようだ)。俺は上階へ行く階段を見ると、そういえばそっちの展示を見てない(Aが上階を見てから降りてきたことを思い出した)と思い、上へ向かった。Aは俺の判断に困惑しているように見えた。

上階へ行くと梯子があり、壁の2mくらい上にある正方形の穴に立てかけてあった。穴の向こうにこの階のフロアがあるようだ。俺は梯子を登り、穴に頭を突っ込んだ。そこは何かのワークショップのよう(女が多い)で、展示階じゃなかったのかと思った。

すぐに引き返そうとしたが、下からどんどん客(ほとんどが女)が来ていて戻れそうにない。かといって、この穴は狭くて上手く抜けられず、俺は逆立ちする形で床に両手をついたものの、それから動きようがなくて腕が疲れてくるだけだった。

 

【洞察】

1.その1と同様、入手しようとしているエジプトの古代テキスト集の話をしているように思える。

2.ここでも不思議な展示の内容の記憶だけすっかり抜けている。その1と同様、まだ認識できないレベルのもの(あるいはその1の深部の夢世界と同じもの)の可能性がある。

3.Aは賢者かもしれない(あるいはハンコックのスピリット?)。Aは上階(おそらく高次)の展示物を見ることができるが、俺には別のものしか見えなかった。つまりまだAのレベルとは違うということかもしれない。

4.「ワークショップ」「(おそらく若い)女ばかり」ということから、スピリチュアル系の業界を暗示しており、そっちへ行くと行き詰まるであろう(よくあるケースだがスピ系の啓示を得たと勘違いしてしまう)という忠告かもしれない。Aも、俺がそっちへ行くのは好ましくないと思っているのだろう。

5.Aは下階へ行こうとしており、そっちが正しい方向であろう。つまり、現実世界に促した、あるいは地に足がついた知識や智慧へ誘おうとしているのかもしれない。

 


 

その3)(夕寝の夢)海洋SLGのようなゲームをやっていた。戦況は大きく優勢だった。ただ、最前線の方で敵艦が大ダメージを受けているところに、送り込んであった自軍の燃料輸送船が何隻か立ち往生しているのがわかった。

敵艦の轟沈に巻き込まれないよう(?)退避させようとしたが、それらの船は自ら移動するための燃料がゼロだった。その海域はなぜか(大型敵艦の影響で?)潮が引いてしまっていて(?)どのみち動きようがなさそうに見えた。

燃料輸送船は仕方ないので放棄するか、いや潮が満ちてきたら回収するか(しかし前線に敵がいるので危険?)、いややはり母港で再生産するしかないか、などと思った気がする。

 

【洞察】

1.戦況良しなのは、人生のゲームは(?)概ね良好ということなのか。体調がしばらく不調で、無職で、ライフワークも決められないというひどい状況なのだが、真の自己評価は違うということなのか。

2.ただし、今は(継戦のための?)燃料が不足している、あるいは燃料を届ける機能や戦力が欠乏している、ということを示しているのか。

3.つまり「体調や気力が低調なのは燃料不足のせいであり、戦況は悪くない」裏へ返すと「戦況は良いが、今動くのは良策とはいえない」と暗示しているようにも見える。

4.燃料とは、やる気のことであり、おそらくはライフワークなどの楽しみのことであろう。それを回復するのが先だということなのか。