その1)どこかよく知らない場所にいたが、よく覚えていない。気づくとその世界から出て、実家の居間にいた。その夢の内容が入ったアルバムのような大型の冊子を閉じ、専用ケースに入れた。それは厚いのと薄いの2冊があった気がする。

ざらつきの少ないホワイトノイズと静かな雑音だけのテレビがあり、その下のラックにアルバムをしまった。母はその隣の別のテレビで何かの番組を見ていた。

よくわからないが、これで求めていた(?)古の都の最果て(ある国の北東だったか?)にたどりついたという感じがあった。それは陸の上の細長い半島(高い断崖が何百キロも続いている?)の果てにあるようだった気がする。それはエジプトにあるようだったが、同じようなものが京都(?)かどこかにもあった気がする。

それから実家の古いMacのことが気になった。母が使っているPowerMacは10年くらい古いものだった。その程度の期間でも使いものにならないくらい古くなるPCというものは問題だな、と思った気がする。

 

【寝る前の思考】やりたいことがはっきりしないしバイトもない、どうしていいかわからない。大いなる智慧を授けよ。

【洞察】

1.智慧は授かったのかもしれないが、今はまだ何のことかわからないということか。

2.その世界についてよく覚えていないのは、まだそれが何か認識できるレベルに達してない可能性がある。実家のテレビがホワイトノイズなのは、通常レベルの夢の層では(チャンネルが合わず?)見ることができないことを示しているかもしれない。ただ、そういう世界があるという理解はあり(今は認識できない)記憶をアルバムとして保管しているのかもしれない。

3.「古の都の最果てにたどりついた感じ」は、近日中に発売されるエジプトの古代テキスト集(本邦初のものもあるらしい)のことであろうか。この本は、思えばかなり長い偶然(あるいは必然)のつながりからたどりついたものに思える。

作曲で食えない→倉庫バイト→通勤の暇つぶしにハンコックの本を読み彼の仕事を初めて知る→バイトやめる→コロナ拡大で無職(あるいはやる気なし)&作曲引退→暇つぶしに買ったハンコックの最新刊で古代エジプトが気になる→関連の何かをツイッターで検索したら偶然(?)古代エジプト展の開催を知る→博物館のショップで見かけたヒエログリフの高い解説書をかなり迷ったが買う→他の本に興味が出てしばらく放置→選択肢が減ってようやくその本を開く気になり、本にはさまっていたチラシで件の新刊を知る、という具合。

4.北東にあるイメージは、アフリカ大陸の北東(つまりエジプト)を示しているのか?

5.PCの古さは、思考回路や情報を新しくしないとその本は容易には読めないという意味かもしれない。あるいは記録メディアとして石版や壁は数千年以上もつのに対しPCは10年程度であり、そのことを嘆いている可能性もある。

 


 

その2)見知らぬ博物館(美術館?)にいた。すごく不思議な感じのする場所で、展示物もそういう物ばかりだった気がする。展示の内容はなぜかまったく覚えていない。

あるフロアか通路で、見知らぬ50代くらいの欧米人の男Aと出会った。Aはこの場所についてよく知っているようだった。Aと一緒に館内をまわることになった。しばらく見てまわり、Aと話した。Aは「ここ初めてだったの?」といって驚いていた。

その後、階段通路に出た。Aは下階へ向かおうとした(ここは2階か3階のようだ)。俺は上階へ行く階段を見ると、そういえばそっちの展示を見てない(Aが上階を見てから降りてきたことを思い出した)と思い、上へ向かった。Aは俺の判断に困惑しているように見えた。

上階へ行くと梯子があり、壁の2mくらい上にある正方形の穴に立てかけてあった。穴の向こうにこの階のフロアがあるようだ。俺は梯子を登り、穴に頭を突っ込んだ。そこは何かのワークショップのよう(女が多い)で、展示階じゃなかったのかと思った。

すぐに引き返そうとしたが、下からどんどん客(ほとんどが女)が来ていて戻れそうにない。かといって、この穴は狭くて上手く抜けられず、俺は逆立ちする形で床に両手をついたものの、それから動きようがなくて腕が疲れてくるだけだった。

 

【洞察】

1.その1と同様、入手しようとしているエジプトの古代テキスト集の話をしているように思える。

2.ここでも不思議な展示の内容の記憶だけすっかり抜けている。その1と同様、まだ認識できないレベルのもの(あるいはその1の深部の夢世界と同じもの)の可能性がある。

3.Aは賢者かもしれない(あるいはハンコックのスピリット?)。Aは上階(おそらく高次)の展示物を見ることができるが、俺には別のものしか見えなかった。つまりまだAのレベルとは違うということかもしれない。

4.「ワークショップ」「(おそらく若い)女ばかり」ということから、スピリチュアル系の業界を暗示しており、そっちへ行くと行き詰まるであろう(よくあるケースだがスピ系の啓示を得たと勘違いしてしまう)という忠告かもしれない。Aも、俺がそっちへ行くのは好ましくないと思っているのだろう。

5.Aは下階へ行こうとしており、そっちが正しい方向であろう。つまり、現実世界に促した、あるいは地に足がついた知識や智慧へ誘おうとしているのかもしれない。

 


 

その3)(夕寝の夢)海洋SLGのようなゲームをやっていた。戦況は大きく優勢だった。ただ、最前線の方で敵艦が大ダメージを受けているところに、送り込んであった自軍の燃料輸送船が何隻か立ち往生しているのがわかった。

敵艦の轟沈に巻き込まれないよう(?)退避させようとしたが、それらの船は自ら移動するための燃料がゼロだった。その海域はなぜか(大型敵艦の影響で?)潮が引いてしまっていて(?)どのみち動きようがなさそうに見えた。

燃料輸送船は仕方ないので放棄するか、いや潮が満ちてきたら回収するか(しかし前線に敵がいるので危険?)、いややはり母港で再生産するしかないか、などと思った気がする。

 

【洞察】

1.戦況良しなのは、人生のゲームは(?)概ね良好ということなのか。体調がしばらく不調で、無職で、ライフワークも決められないというひどい状況なのだが、真の自己評価は違うということなのか。

2.ただし、今は(継戦のための?)燃料が不足している、あるいは燃料を届ける機能や戦力が欠乏している、ということを示しているのか。

3.つまり「体調や気力が低調なのは燃料不足のせいであり、戦況は悪くない」裏へ返すと「戦況は良いが、今動くのは良策とはいえない」と暗示しているようにも見える。

4.燃料とは、やる気のことであり、おそらくはライフワークなどの楽しみのことであろう。それを回復するのが先だということなのか。