その1)母からもらっていた400万円分の証券(うち200万は証券会社への預金?らしい)を引き出すため証券会社に行った。

担当の中年男Aは、何やら難しいことばかりいうと「後で証券商品(?)について勧めさせていただきます」みたいなことをいった。何を言っているのかさっぱりわからず、ともかく俺は引き出したいだけなのだがと思った。Aの話ぶりから手続きには1〜2時間はかかりそうな感じだった。

預金の方はともかく、証券の方はどうやって現金化すればいいんだろうなどと考えていた。

 

【寝る前の思考】結婚できないのはいいが、ともかく家は欲しい。

【洞察】答えているのかよくわからない。そもそも証券を持ったこともないし、それが何なのかも知らないので、何ともいいようがない。(何かを現金化できれば?)400万くらいの中古家なら提供してやれるということなのか。

 


 

その2)何かを探しに見知らぬ地方を行ったが、いつの間にか夜になってしまった。田舎のせいか明かりが少なすぎて、ほとんど何も見えなかった。母と来たはずだがどこかではぐれてしまった気がする。これはもうホテルに泊まるしかないかと思った。

いつの間にかそのホテルの中を歩いていた。泊まり客がいる形跡があちこちにあるが、夕食などで外出しているのか誰もいなかった。

いつの間にかそのホテルも暗闇になっていた。困っていたが、部屋にテレビがあるはずなので、そこに行けば何とかなると思った。

その前後だったか、日付や時間が1日前後タイムリープ的に飛んでいることに気づいた気がする。

いつの間にか昼間で、札幌(?)市内のどこかにいた。また時間と日付が飛んでしまったと気づいた。ある建物の壁のプレートに、さっきのホテルには駐車の順序(1〜5)があり、5番目は宿泊費が8900円と書いてあった。

夢のどこかで見たことがあるお好み焼き屋(?)の前を過ぎると、タクシーを拾った。行き先は告げてないが、タクシーは実家方面に向かっているようだった。

ホテルのときから時間が飛んだ気がするので、今日は何日だろうとアナログ腕時計を見ようとしたとき、運転手のがたいのいいおっさんBが関西弁で話しかけてきた。それで俺は助手席に座っていたことに気づいた。

Bは「何でタクシーに乗る気になったのか?」みたいなことをいった。俺は「いろいろ困ったことがあって、今はタクシーで(急いで)帰らなくてはいけないと思った」みたいなことをいった。タクシーが高いのはわかっているが、それは少し気にしていた。

タクシーはかなり飛ばしていて少し怖かったが、プロだしよくあることなので、それほど気にしなかった。

Bは「(5月の)4日のときなぜかそわそわする」みたいな話をした。3日にはそれはないという。俺は普通の仕事をしていないのであまり関係ないなと思った。ただ、タクシーの運転手はよく客の仕事を聞いてくるので、ミュージシャンと答えられるか考えていた気がする。

 

【洞察】

1.暗闇とタイムリープということから、時間感覚か何かが混乱しているということなのか。

2.実家に向かっているタクシーは、高い対価を払ってでも急いで自己(自分らしさ?)に帰るべきということなのか。日付を見ようとしたらBがそれに割り込んできたことから、タクシーは混乱した現状から引き戻す役目なのかもしれない。

3.休日の話は、普通の仕事とは休日感覚が違う、ミュージシャンであることを自覚すべきということなのか。