その1)海の上か中にいた。俺は首を後ろに傾けて寝転がっていた気がする。釣りでもしていたのかその辺に魚があったが、それはフグのようなやつで、海中に猛毒が広がっていく気がした。

そこへ父(故)が何かを注意しに(?)やってきた。ハッとすると、そこは実家の自室だった。父が部屋の中の毒に触れてしまうと焦り、俺は呂律がまわらない口で「ダメダメダメダメ...」と早口でいった。父は怪訝そうな顔で足を止め、事なきを得た。

いつの間にか外の世界にも毒が広がりそうだと気づき、見知らぬ若い男たち(?)と共にそれを食い止めようとしていた気がする。

 

【寝る前の思考】性欲がたまっているようで男に抱かれる妄想ばかりしている。

【洞察】

1.ストレスがたまっていて毒を撒き散らしそうで、それを食い止めるべきということなのか。

2.性的処理を怠ると体に毒がたまってよくない、それは外の世界にも影響を及ぼしかねないということかもしれない。

 


 

その2)見知らぬ大学のある小部屋にいた。周りに人はいない。大学で音楽の試験問題が事前に出されていた。問題は1問だけで『(7曲(?)あるうち1曲目の)歌詞を自由に書け』というものだった。試験まで時間がないのにこんなのできるのかと思った。

とりあえず適当に『それは運命、運命じゃない』(運命は決まってないという意)と書いてみた。先生による作詞例もどこかに書いてあった気がする。

他にもテスト課目があるようで、前にやった小テストが返されたものもあった。それは79点くらいだったか、やたら解答欄のカッコが多かった。ともかくそれらのテスト勉強をやるしかないようだった。テストまで11日くらいしかなく、思ったより勉強時間がないと焦った。

いつの間にか夕方の帰り道で、幹線道路を横断歩道で渡ろうとしていた。青で行ったつもりだったが、道の真ん中でなぜかすぐ赤になってしまった気がする。すると、ものすごいスピードでダンプなどの大型車が何台も連続して俺のすぐそばを走り抜けていき、生きた心地がしなかった。

こんなの渡れるかよと思ったが、やがてまた青になり(?)行こうとしたが、左折のアメ車っぽい外車と接触しそうになったりして怖かった。

 

【洞察】

1.作詞はもうやらないので、おそらく(歌などリードパートがある感じの?)作曲の話と思われる。近いうちにそれをやる機会があるという予告なのか。

2.すごいスピードのダンプ群は、だが今は急ぎすぎていてよくない、ということなのか。

 


 

その3)冬、見知らぬ雪山に登っていた。雪が深くて進むのがそれなりに大変だった。

あまり高い山ではないようで、いつの間にか下山ルートにいた。昼飯をいつ食うかとときどき考えた。できればちゃんと休めそうな所にしたいと思っていた。

ときに道を作りながら行く雪道は大変だが、そういうのはわりと好きだった気がする。

どうにか郊外のようなところに出て、休憩所を見つけた。中に入ると壁に地図が貼ってあった。地図上では小さな赤い印だけで名前の記述がないが、そこがこの休憩所なので次回忘れないようにと、ペンで印の中に『休』と書いた......つもりだったが、なぜか『冷』みたいな字になってしまった。俺はちょっと吹きだして「『冷』じゃねーか」といった。

そういえばここで昼飯を食えばいいなと思った。

 

【洞察】

1.雪山、休憩所、昼飯ときているので、これまでの傾向から作曲を休む(休暇を楽しむ)サインと思われる。

2.「休」と書いたつもりが「冷」っぽくなったのは、冷却期間(積極的な休み)を暗示しているのか。

 


 

その4)誰かの車で見知らぬ山に上った。乗合タクシーのようだが無料送迎のようだった。

車道を上りきると何もない砂利の広場があり、そこが終点のようだった。一応どこかの山頂のようで、それなりに眺望があった。空はよく晴れている。

運転手の中年男は、2〜3人の同乗している他の客に「帰りもここに来るように」みたいなことをいった。俺は縦走(もっと高い山にも登る)なので、ここには帰ってこないつもりでいた。

 

【洞察】その3と相反しているようにも見えて混乱する。単純に登山を推奨していることも考えられる。あるいは冷却期間後の作曲の予定か。