その1)関東か関西の見知らぬ地方を旅していた。知らない名前の私鉄に乗っていた。はじめは地下鉄で、次いで路面に、そして普通の電車の軌道と、様々な線路をそのまま走っていた。

終点が近づいてきたようで、電車は真っ直ぐな緩い下り坂を進んだ。終点は『東西ヶ原(?)』みたいな駅名で、車掌のアナウンスでは「何の設備もない駅なので、案内などのサービスはありません」みたいなことをいっていた。接続だけが目的の末端のローカル駅のようだ。

終点で乗り換えのため電車を降りると、広いプラットホームだけがあるような何もない駅だった。行き止まりの先は森の始まりになっていた。そこへ山道が続いているようだが『地元の人や登山などの目的以外は入らないでください』みたいなことが書かれた注意看板があった。

ともかく珍しいタイプの駅なのでiPodで撮ろうと思った。駅舎がなさそうなので、行き止まり近くにある駅名板を撮ることにした。濃い青紫基調のデザインされた新しそうな表示だ。俺の他に若そうな女がそれを撮ろうとしてた。

iPodで撮ろうとすると、最近OSを更新したせいなのか、焦点を合わせるのがひどく難しく、まともに撮れそうになかった。iOSは新しくなるたびに使いづらくなっている気がした。そこでスマホ(リアルでも使っているPixel)を出して撮った。こっちはいつも通りに扱えた。やはり写真は(保管も含めて)こっちの機種だなと思った。

ともかくここで乗り換えで、さらに別の(鉄道会社の?)路線でどこかへ向かう感じだった。

 

【洞察】乗り換えなので、おそらく一連の作曲編集作業が終わり「やることが変わる」のを示唆しているようだが、あまり特別な変化はなさそうに見える。バイトを探し(をするかどうかもまだ不透明だが)の前に、少し休んでRPGを1本やっておきたいと思っているが、否定的な暗示はなさそうだ。

 


 

その2)見知らぬ地方でバスでどこかへ向かっていた。俺は後ろの方の席にいた。客は少なく数人で、見知らぬ若い(?)女Aが最後尾の端にいた気がする。

横(窓側)向きのシートが連なっていて、脚をのばして寝ることもできた。快適なせいか、いつの間にか眠ってしまっていた。

目が覚めたとき、何かにむせて咳をした。Aの視線を感じた気がして、マスクが外れていることに気づいた。やばいやばいと改めて口を覆った。

リクライニング度が大きく通路を塞いでいるシートを2つくらい少し戻して、寝床の『壁』を揃えた。

目的地はまだまだ先のようだった気がする。

 

【洞察】

1.休んでいてもいいが、コロナへの警戒(あるいは同調圧力への対応)は怠らないほうがいいということかもしれない。

2.その1もそうだが「見知らぬ若い女」が側にいることが多い気がする。何らかの存在(人かどうかは不明だが)にいつも見られているのかもしれない。