その1)見知らぬ会社の社員だった。今は14〜15時頃で、次にやることを早く始めたいという感じだった。

F社バイト時代の社員OZが1枚の書類を持ってきて「ハンコを押していってほしい」みたいなことをいった。何かの報告書(決算収支?)のようだ。俺はそれにたくさんハンコを押し(?)、その紙を内向きに2つに折った。青っぽいインクが多かった気がする。

それを指示されたテーブルの上に置くと、パートのIDさんがきて「確認するからちょっと待って」みたいなことをいった。何かの拍子に紙が擦れたようで、ハンコの跡がだいぶ汚くなっていた。IDさんは「なにコレー!」と不満げにいった。OZは「汚いのは(指示した)僕の責任なんで、Xさん(俺の名字)は悪くありません」といった。

 

【洞察】今日の作曲業についての話かもしれない。報告書は、印税(サブスク)の月の決算があるということ?

 


 

その2)冬、見知らぬ郊外の土地をある目的地に向かって歩いていた。今は12月22日だった。牡丹雪が降っていて、辺りに雪が30センチくらい積もっていた。そのせいで川が増水し、渡渉の道が水に数十センチ浸っていた。この時期はいつも雪が降るなと思った。

俺は長靴をはいていた。慎重に川に入りコンクリートの堤の背のような部分を渡り、濡れることなく向こう岸に出た。

狐のような獣なら毛皮が濡れてしまい大変だろう。人間は道具(衣服など)を使うことを選び体毛を捨てた。それで濡れずに済んでいると思った。

 

【洞察】

1.リアルではもう初夏だというのにここでは冬、しかも日付まではっきりしているのはどういう訳か。年末なので何か(おそらく一連の作曲編集作業)の終わり、そして冬は冷却期間を表しているのかもしれない。

2.「この時期はいつも」とあるので、初夏は毎年休みがちなのかもしれない。

3.「人は獣と違い道具を使うから濡れない」というのは、獣ではなく人間らしく生きるべき(食うためだけに生きるなとか?)という示唆なのか。

 


 

その3)冬の夜、見知らぬ部屋(実家2階の自室に少し似ている)にいた。少し前、押入れに何か入ったような気がしていて、開けてみると鳩のような鳥Aが出てきた。羽の模様は見たことのない感じで、少し青っぽく、黒が混じった斑の配色(若干インコっぽい)だった。いつの間に紛れ込んだんだ、冒険しすぎだろう、などと思った。

俺はAを放してやることにした。窓を半分くらい開け「ほれ!」などといって促した。Aは雪が高く積もったベランダに飛び出したが、すぐには去らず、少し進んでは何度もこっちを振り返った。恩義でも感じているのかと思った。

ほどなく、小型の白鳥のような鳥Bがやってきた。どうやらAがここに迷い込んだのを知っていて、ずっと近くで見張っていたようで、Aの夫らしい。ここでAはBのような体に変化した気もするがよく覚えていない。

Bは毛糸の帽子のようなものをかぶっていた。それは誰かにもらったように思えた。Aもそうだが、彼らは人に慣れているんだなと思った。

 

【洞察】

1.これも真冬の夢。やはり作業期間後の冷却期間を暗示しているのか。

2.鳥は自分にとっては重要なシンボルに思える。新しいアイデア、自由、幸福?

3. Aの様子から、ナントカの恩返し的な美談に見えなくもない。そういうことをした覚えはないのだが。