その1)ゴールデンカムイの実写版のマンガ(?)があることを知った。それなりに売れているらしい。見知らぬ若い女優が笑顔でアシリパ役をしていた。原作が売れているとはいえ、こんなものを買う人もいるのかと思った。

 


 

その2)旅で田舎の路線バスに乗っていた。バスは空いているようだが、もうすぐ降りることもあってか、彼はなぜか車の外側に座っていた。

目的地が近づき、どこで降りるか考えはじめた。あるバス停を過ぎた。そろそろかなと思っていると、地元の中学生くらいの少年たちが十数人、手を挙げているのが見えた。そこにバス停はなくオンデマンド式のようだ。彼らを乗せてからほどなく、俺は運転手に降りることを告げた。

ひなびた商店街を行くと、いつの間にか見知らぬ爺さんAと一緒だった。家の屋外の敷地でかき氷を売っている、半露店のような店があった。Aはうれしげにかき氷を頼んだ。少しして、Aは奥の方でまたかき氷を注文し、今度は自分で機械で氷を削ってオレンジっぽいシロップをかけていた。どうするか迷ったが、俺は頼まなかった。

俺は店の爺さんBに「そういえば今日はあんまり暑くないですね」といった。Bは「暑くないねぇ」みたいなことをいった。それで今は晩夏であることに気づいた。

再び道路側の方へ出ると、別のかき氷製造機があった。無人販売のようだ。何種類かシロップの値段が書いてある。『みかん』だけなぜか格安の100円(他は500円以上だった気がする)で、気持ちが動きかけた。近くにみかんが積んであり、シロップじゃなくて冷凍みかんなのかなとも思った。それはともかく、機械がひどく古びていてもうしばらく使われていないように見え、やめることにした。

 

【洞察】

1.けっこうな田舎であること、みかんやオレンジが強調されているように見える。

2.かき氷を食べそうで食べないし今は暑くない、ことから時季は「晩夏」と特定しやすい感じになっている。本来は暑い場所という感じがするので、場所は南西方面と予想される。

3.数ヶ月先、みかんが特産の田舎(思い当たるのは愛媛か和歌山)にいることを予見している可能性がある。