その1)修学旅行である高原に来ている。俺はロープウェーの駅で帰りの便を待っている。まだ時間があるので外に出て、辺りをぶらつくことにする。小道を歩いていると、ツアー客(おばさんだらけ)とすれ違い、ちょっとうっとうしい。やがてトイレが見えたので、用を足し、来た道を戻る。
駅に入ると、裸のタモリが正面から走ってきて子供のように俺にじゃれつく。また後でかまってあげるからね〜みたいなことを言うと、彼はそのまま後方へ走っていった。今のやりとりについて多少人目を気にしつつ、待合室へ通じるドアを開けた…ところで目が覚めた。


<解釈その1>
高原(山)・・・現在の学びや気づき、全体を把握する能力についてなど。
混雑・・・まだ混乱が残っていて、自分を理解しきれていない。
トイレ・・・一般に、取り除く、過去の浄化、解放、許すこと。
裸のタモリ・・・タモリ的なエンタメ要素やマニアックな遊び心を隠さずさらけだせ、ということか? 人目を気にしているので、マニアックな作品についての世の評価が少し気になっている。

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【現況】昨日悩んでいた曲が大方できあがった。少し寝かせて、また仕上げていこうと思う。
【洞察】完成のためには、女性的な側面についてもう少し自分を理解する必要がある。余計なものを取り除き、マニアックさや子供っぽさを怖れないで取り組むように。(女性性楽器つまり、ベースあるいは、老成しているという意味でキーボードパートについての要改良をさすかもしれない)




その2)いい物件があったが、そこに住むには、東南アジアの若い女と同居しなければならない。俺は了解して、一緒に住むことになった。
ある日の夜明け前のこと。彼女は母国語訛の日本語で何か寝言をいうと、隣のふとんからむくっと起きて、半ば眠ったまま俺の顔をさわって何か同情的なことをつぶやき、リビングの方へ歩いていった。
気になってついていくと、彼女は起きていたが、風邪をひいて具合が悪いという。熱は測ったかときくと、「歯が白いときは熱はない」のだという。おでこをさわると、たしかに熱くはなかった。彼女は俺に甘えて抱きつき、保健所へ行ってきてという。おそらく彼女の保護についての件だろう(本当は本人が行かねばならないっぽい)。ただ、仮病など嘘をついているかもしれないという感じが少しあって、考えているうち、目が覚めた。


<解釈その2>
歯が白いときは熱はない・・・真実や導きを理解しているときは冷静である(あるいは症状が悪化しない)、ということか。

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【現況】次の曲にとりかかろうとしている。ここ数日は1日8時間作編曲ばかりやっていて、疲れは多少あるが、冬は相性がよくそれでも続けられる。
【洞察】未知のアイデアの身柄が不安定なので、保護して落ちつかせる必要があるということか(俺の体調が良ければ、独りでに落ちついたのかもしれない)。ただ、不審(または不明瞭)な点も少しある。
モチーフになるストーリーをよく読んで、真実を理解し、情景をしっかり固めてから曲に取り組めということかもしれない。