自然派と人工派でどちらが優れているか対決している。自然派の俺は偉大な狩人であり、どんな動物も仕留めることができる。このたびの対戦では虎と相対することになった。獣が突進してきたところを俺はひらりと上空に身をかわし、詫びの言葉を口にしながら首の根もとにナイフを突き刺して、虎を仕留めた。
人工派に勝つには勝ったが、こんな(非情で不毛な)対決は虚しいと悟った。


<解釈>
狩り・・・一般に、自分のもつ未知の内奥の一部を探すこと。狩人なら、探求者か?
虎・・・一般に、能力、力、恐怖心、他人の怒り、女性的な気質。
ナイフ・・・一般に、創造的にも破壊的にも使える力強い手段。

        • -

【現況】曲のエンディングで、元々のパートであるアコギを使うか、そこだけエレキに変えるか迷った末、アコギのループでお茶を濁した。
【洞察】自然派=アコギ、人工派=エレキと読める。創造的な力を、できかけていた作品の破壊に使ってしまった可能性がある。エレキを使いたいのが本心なのだが、疲れたのか面倒くさくなったのか、要らぬ楽をしてしまったようだ。気を引き締めなおして、そこだけ作り直すことにする。