薬屋でバイトしている。ある老婆が水虫の薬を買いにきた。こちらからは特に薦めることはなく勝手に選ばせていると、小びんに入った軟膏を持ってきた。それはかなり古いタイプの薬だからあまり効かない、と言っても婆さんはなかなか納得しない。サリチル酸が表皮を軟らかくして、水虫のついた皮ごと剥ぎ取れば、治らなくもないとか、俺はけっこう適当な説明をする。しばらく考えた末、婆さんは結局その古風な薬を買うつもりのようだった。
<解釈>
【現況】1曲仕上げた。以前も同じ状況で薬屋と客と軟膏の夢を見ている。違いは前回は歌で今回はインスト、似ているのはどちらもクラシカルな感じの曲調や構成ということ。
【洞察】売薬はつまり、人々を癒す曲ということであろうか? あるいは少々難はあっても曲は売り物にはなるということか。皮膚薬の軟膏がつづいており、それがいいのか悪いのかまだわからない。