その1)見知らぬマンションの何階かの外廊下にいた。その先は小学校の頃のあるクラスメイトAの家だった。玄関が開いてAが現れたが、彼は大人しい奴で口数が少なかった。俺は「久々すぎて、この前いつ会ったか覚えてないわ」みたいなことをいった。Aもそれに同意した。

Aと何をしようかと思う間もなく、部屋にはかつてのどこかの学校時代のクラスメイトらしき連中が数人いることに気づいた。そう思っていたが、話してみると後輩ばかりだと気づいた。

ある女Bは「英語を教えてくださいよ」みたいなことをいった気がする。Bは新聞のようなものを見せてきた。その広告欄には『モダン・ナディア』と大きく書かれていた。Bによると、本当の意味は『起きて』とのこと。俺は「暗号なのか?」と何度か訊いたが、それには誰も答えてくれなかった。

 

【洞察】ナディアというとアトランティス人の末裔という設定だが「現代のナディア=起きて」というのは「いにしえの智慧に目覚めて現代のナディアになれ」という意味なのか。

 


 

その2)バド部なのかよくわからない見知らぬ部室にいた。部長に何かの許可をもらう必要があり、連絡先を知りたいと思っていた。部長はマキノ先輩のようだ。

ケータイらしき電話番号が乱雑にいくつか書かれた紙があり、その一番大きな数字を指して「これでいいのか?」と訊いた。部員の見知らぬ男はそれを吟味すると「それで合ってる」みたいなことをいった。部長の番号なんかよく暗記してるなと思った。

 

【洞察】作曲の練習の許可なのか、よくわからない。

 


 

その3)実家の居間にいた。黄色いインコがリビングボードの上のカゴの中にいた。母は不在のようだ。(俺はエサやりを滅多にしないので)そういえばしばらくエサをやってないなと思い、もしや飢えてるかもとエサ箱を確認したがほとんど減っていない。

病気なのかと思ったが、よく見るとカゴの床の白い大皿の上に6〜7種類のエサが盛ってある。それを取り出してみると、普通のエサだけでなく豆類やピーナッツまである。ほとんどが丸い形をしている。これなら不在でも大丈夫だったか、少し足して戻すだけでいいなと思った。

そのとき後ろで羽音がした。インコがカゴの外に出てしまったか? と思った。

 

【洞察】母が不在で創造性(あるいはリアル性格に象徴される厳格性や古い価値観・世間体観)が一部欠けてはいるようだが、鳥のエサは十分にあるし鳥はカゴの外に出てしまったようなので、作曲に着手するのに問題はないということなのか。

 


 

その4)実家にいた気がする。今日はある知人の男Cが訪ねてくる予定だった。家にいる見知らぬ別の男が酒を用意してくれていたようで、その酒なら今晩Cと楽しく飲めそうだと思った。