家族で九州を旅していた。どこかで一泊し、ある土地で母は別行動になった。

午前中、俺と父(故)(別の男だったかもしれない)は食堂兼休憩所のようなところの一室に入った。そこは和室で宿泊もできるようだったが、俺たちはある観光地へ行くため、ここで休息して昼の電車を待つことにした。

うとうとしていたらもう昼で、電車に遅れそうだと気づいた。間に合わないかもと思いつつ、急いで部屋を出ることにした。その際、縦15x横30cmくらいの小さなストーブの火力ノブを最小にしようとしたが、これでいいのかよくわからない。右端に『切』のボタンもあるが、元から部屋を暖めてあったことを思い出し、消すことはしなかった。

その電車(たぶん特急)に乗れなくても1時間に1本はあるだろうし、まだ昼だし、目的地はそう遠くないので何とかなるだろうとは思っていた。