その1)旅である地方にいた。バス停でしばらく待っていると、目的のバスがやってきた。客は俺1人だった。だが、バスは俺を無視したのか気づかなかったのかそのまま行ってしまった。俺は声を荒げたが気づくはずもなかった。
すぐにガラケー(棒状の旧式のやつ)を取り出し、バス停の時刻表に書いてある番号にかけようとした。バス停には別の便を待つ客たちがちらほら現れた。俺は邪魔にならないよう少しよけて立った。
0120まではよかったが、その先が上手く打てなかったり、この番号で本当にいいのか自信がなかったりして、なかなかかけられなかった。
【洞察】
1.作曲の機会を逃しているという風にも読めるが、機会はあってもできる状態ではない(肩こりが治らない限り)のが現状で、それを表しているのかもしれない。
2.棒状の旧式ガラケーは何か特別な連絡(天との?)用に思える。バスに乗れるよう(肩こりの治療→作曲または旅)天に求めてはいるが、上手くいってないということなのか。
その2)地方かどこかの大きな家に住んでいた。かなり古くてボロい感じだった。
あるとき、俺は暑かったせいか古そうなエアコンのプラグをコンセントに差した。するとショートして火花が飛びその周囲に火がついた。部屋には燃えやすい古い紙や木が多く、火はあっという間に広がった。俺は「火事だー!」と叫んだ。思ったより声が出なかった。
風呂場かどこかで水を探した。水を入れた手桶のようなものを2つ持ったが、こんなもので火が消えるのか疑問だった。小さな火に水をかけると消えた。
この家には十数人くらい住んでいる(多くは若者)ようで、皆が消化活動したためか、どうにか火は消えたようだった。
古いエアコンはもう使い物にならないようだ。あちこちに火事の跡があった。俺は疲れて布団にへたりこんだ。近くに若い女がいて、同じように休んでいた。俺も彼女もそうだが、正規の住人というより居候という感じだった。
俺の右手にはなぜか鉄腕アトムのリメイクもの(?)のDVDがあった。
この家は天井がかなり高い。少し高いところにもっと古い大型のエアコンがついていたが、もう使えないだろうなと思った。もう夏も終わりだし、多少暑くてもなんとかしのげるかなと思った。
【洞察】
1.ボロくなっている家は老化した体のことを指しているのか。
2.古いエアコン→火事のくだりは(老化や過剰な運動のせいで?)冷却機能が壊れているということかもいれない。
3.要するに、体をあまり冷却できない状態なので、体が熱くなるようなこと(作曲や山行など)は避けろという示唆であろう。夏の猛暑はそろそろ終わりで、それでどうにかしのいでいくようにということか。
4.アトムのDVDの件はよくわからない。