ある学校の教室にいた。

(中略忘れ)

何かの懸賞か抽選が当たったようで、いろんな商品が送られてきていた。文具や何かのケースなどいろいろあった。俺は大したものは当たらなかったようだ。印鑑よりは大きな何かを入れるための合皮っぽいケースを2つ確保していた。

ノブコブ吉村は、プラダの大人の身長ほどもある巨大なバッグが当たった。ファッションショーかと思うような奇抜なデザインだったが、よく見ると(あるいは変化して)バッグではなく、舞台か何かで使いそうな前衛アートっぽいコスプレ衣装のようだ。それを着たのかと問われると、吉村は「着ましたよー」と楽しげにいった。

彼が街へくりだしたときの様子が現れた。街角で1人で適当に踊っていると、見知らぬ欧米女(劇団員かファッションモデル?)がやってきて、一緒に踊り始めた。吉村は素人(しかもここでは言葉のわからぬ外国人)なのでおぼつかないが、女と共にノリで楽しんでいた。

 

【洞察】(2021.3.10追記)

1.ノブコブ吉村のかつての有名な口癖は「破天荒」だが、実際はなかなかそういう行動を取れなかった。しかし、この夢では彼はけっこう破天荒な行動に出ているように見える。

2.懸賞で当たったものは「(時機を得て)物事の方からやってきたもの」を意味しているかもしれない。

3a.バッグも衣装も「器」という入れ物としては共通しているが、後者に落ち着いたことから、なんらかの役割が示されている可能性はある。

3b.「人が入るほどの巨大なバッグ→前衛的で派手な衣装」は、古代エジプトのミイラや棺(=器)や神話に出てくる派手な姿の神々(ヌウトのような?)を暗示している可能性がある。

4.最近の出来事に沿って翻訳すると、

破天荒な人生を望みながら実現できていなかった側面(=ノブコブ吉村)が、

時機を得て与えられた(超)古代文明に関する書物(=懸賞で当たった前衛的な衣装)を備え、

今はまだ素人だが専門書の著者(あるいは古代の神々?)と共に楽しめば(=素人ながらノリでプロっぽい欧米女と踊り始める)いいことがあるかもしれない、という感じであろうか。