その1)倉庫かどこかでバイトしていた。今日は初日のようだ。ある広いフロアには新入りのバイトたちが大勢いた。名前を書いて登録(?)するためサインペンが必要だった。ペンはあちこちにあったが人の方が多く、取り合いのような状態だった。どうにかペンを見つけて名前を書こうとしたが、かなり下手な字になってしまった。

他の人の書かれた名前をよく見ると、赤いペンでふりがなを振ってある。しまったと思い赤いペンを探したが見つからず、仕方ないので黒いので書くことにした。

黒ペンはすでに誰かしら使っていて、教壇か事務机のようなところにある細い黒ペンしかない。だが、そのペンはインクがなくて、かすれて書けなそうな気がした。

 

【洞察】

1.今からバイトを探しても競争率が高くて困難だということなのか。

2.「弱者の戦略」という本を読んでいて「ニッチシフト」という概念が出てくるが、ライバルが大勢いるところで「ニッチを見つける」のは難しいということなのか。あるいは生き残るための戦略として「他人と同じように振る舞うこと(擬態のことか?)」は難しいということなのか。

 


 

その2)実家らしき居間にいた。部屋には小鳥がたくさんいた。鳥かごを見ると天井がなく、自由に出入りできるようになっていた。普通の小鳥もいるが、5ミリくらいの羽虫のように小さな鳥(容姿はハクセキレイっぽい?)がたくさんいて床を駆けまわっていた。

いつの間にか外にいた。そこにも極小から普通サイズまでいろんな小鳥がいた。豆菓子(?)を口で砕いて地面に吐き出すと、小鳥はそれを食べにきた。塩分が少し気になったが、彼らは構わず食べていた。

小学時代(?)の友人らしき少年がその様子を興奮気味に見ていた。いつの間にかギャラリーがいるのに気づき、人目が気になって少しのあいだ餌やりを控えた。

ぬれた昆布を口に含んで少し柔らかくして吐き出すと、赤いハッピ(?)を着たスズメっぽい鳥がやってきて、それをくわえて飛び去っていった。俺は「ほらな」(つまり野鳥は餌を欲しがっているんだという意?)と言ったか、または思った。

 

【洞察】

1.まだ小さいものも多いが「様々なアイデアを育てている」あるいは「様々な側面に滋養を与える必要がある」ということなのか。

2.小鳥は自由になるための方策や指針を示している可能性がある。