その1)どこかで佐藤製薬の書類(または商品?)か何かXを拾った。会社の者に直接届けて渡したいと思っていた。
見知らぬ工場地帯を歩いた。道は狭く入り組んでいて、一昔前の町工場団地っぽい感じ。一応公道だが、部外者がふらふら来るようなところではないので、怪しまれてないか人の視線が気になり少し不安だった。
昭和っぽい怪しげな建物があちこちにある。枝道の先も怪しい何かがありそう。地図によるとこの辺りのはずだが、佐藤製薬は見当たらない。
小路を抜けて高架幹線道路(?)に突き当たるかというとき、左手に広い更地(工事用のプレハブのようなものはある)があった。ここが佐藤だったんだろうという気がした。不況や地価の高騰の折に、大企業が郊外へ移転したという話を聞いていた。
これではXを届けられないしまた改めて来るかと思い、ふと振り返ったとき......『sato』の大きな文字が書かれた平屋の小さな建物(事務所っぽい)がすぐ手前にあった。なんだ、そこにあったのか、社員に問い合わせてXを渡そうと思った気がする。
【洞察】なぜ佐藤製薬なのか。何を予見している話なのかよくわからない。
その2)実家にいた。庭に鳥か何かがいるようで、両親はそれを見に出ていた。
俺も外に出た。今は冬のようで雪が積もっている。すぐそこ隣の元ST宅の空地に、鳩のような鳥Aが座っているのに気づいた。しかし鳩にしては二回りも大きいし、色や模様も少し違う。見たことのない種だと思った。Aは俺に気づいているはずだが、庭の方(親が見に行ったところ?)が気になっているのか、逃げようとはしなかった。
道路には軽自動車が数台、等間隔っぽく止まっていた。いずれもライトグリーンで、おーいお茶の伊藤園の車だろうかと思った。今は正月っぽい感じがした。
それから一斉に車が走り出した。するとAも飛び立った。
家に入ると、居間のテレビが目に入った。『グランプリの鷹』らしきアニメが、フルCGでリメイクされているようだ。またえらい懐かしいものをやってるなと思った。サーキットでのレースのシーン。ロボットのようなドライバーが何かの武器を撃っていて、オリジナルとは少し違うようだ。
これから何かやることがあるので、今からでも(HDDに?)録画して後から見たいところだが、そこまでするほどのものだろうかと考えた。途中からの録画だと手動でストップを押さないと、いつまでも録画してしまうのが面倒だと思った。途中からでもその番組だけ録画して自動的に止まる機能があればいいのにと思った。
【洞察】
1.鳥、特に野鳥が出てくるときは、作曲の機会があることが多いように思える。
2.冬なので準備(あるいは練習)期間ということか。もしくはその時期の予見か。
3.急に「グランプリの鷹」が出てきたが、いったいどういうことか。70年代辺りの何かを参考にしたり、再構成したりする(そうするかどうか迷っているようだが)という話なのか。