その1)テレビか何かを見ていた。最近発見される古い車両(?)はどれもわりと新しいものだったが、先日、第2次大戦の混乱のため行方不明とされていた古いSLが、ある廃墟から見つかったとのこと。

それは大正時代に作られた(タンク車らしい)もので、古すぎるせいか汽笛の鳴りなど今一つな部分もあるが、ちゃんと動作はしていて(SLが見つかった廃墟の解体の?)運搬作業をしているようだった。

 

【洞察】

1.SLは機関、つまりエネルギーや(牽引)力の象徴であろうか。なぜ電気機関車ではないのか。「かなり昔にあった力」とか「レトロ的なこと」を強調しているのか。

2.失ったと思っている、ある古くからある能力を再発見するという話なのか。

3.古すぎると思っている(おそらく電子)楽器を再評価するという予見? 大正時代は初期のSLの時代ということから、レトロといっても80〜90年代レベルではなくもっとずっと古い楽器(初期のシンセサイザー?)のこと?

 


 

その2)ある水泳大会会場の、控え室に通じる廊下にいた。何かの種目で瀬戸大也が勝って帰ってきた。瀬戸は日本代表の同僚らしき女子の何人かとすれちがった。形式的に祝意の声をかけあったものの、不倫事件があったせいか彼は目を合わせられないようだった。

俺はトイレに入ろうとする瀬戸の上半身裸の分厚い背中に手をやると「大丈夫か?」といった。瀬戸は小さくすすり泣き始めた。俺は「大丈夫。まだこれからがあるから大丈夫だ」といって背中を何度か軽く叩いた。

2人でトイレに入った。会話はしなかった。壁際にプールのようなデザインの狭い水路のようなものがあり、そこに用を足すようだった。

瀬戸と初めて会ったのはテレビ番組の水泳のロケか何かだった気がする。彼はテレビ的な顔で、素人の俺に「才能がある」みたいなことをいっていたのを思い出した。俺はとっくに現役の泳者ではない(結果も残せていない)が、こういう(メンタルコーチ的な?)役目の方が合っているのかなと思った。

 

【現況】モチーフ用のマンガSSを読んだり、東京ゲームショウの生放送を見たりしているが、才能や若さの差を見せつけられるだけで到底届かない世界だと落ち込んでいる。定期的にあった微々たる印税も急に入らなくなってきたし、もうここまでかと思っている。

【洞察】

0.不倫事件については記事で読んだ程度だが、本人が出てくるとはだいぶ生々しい。

1.あれほどの実力と栄光がありながら、あんな事件を起こした瀬戸は当然落ち込んでいると思われ、彼の夢にアクセスした可能性も一応考えられる。

2.自分は不倫はしてないが、瀬戸と今の自分の心境の類似を示している可能性はある。勝ってはいても事件のネガティブさの方が格段に大きく、たとえ金メダルをとったとしても地に落ちた名誉を挽回するのは容易ではないだろう。

瀬戸の「地に落ちた名誉」は自分にとっての「傷ついたプライド」(勝てるはずなのに結果がついてこない)なのかもしれない。

3.瀬戸のように超一流の選手、(自分はクリエーター界なので)つまりアーティストのメンタルコーチの方が合っているという示唆なのか。しかし、金にならないだろうしリアルで人に関わるのはごめんだ。相当な金を積まれない限りはやることはないだろう。

4.「すでに成功を手にしている人」を励ましたり導いたりするという感じが参照と共通しているように思える。

【参照】2017.9.4に、アキバのパーツ屋街の端で、占い師の女(相当稼いでいる)が有名実業家を占うシーンで、俺は女のことがずっと気になっていて結婚したいと思っている夢。