その1)マンガか劇にするためのシナリオのようなものを数行書いたようだった。誰かに校正か推敲を頼んでいたやつが返ってきたが、どうしても一部分、直されたにもかかわらず明らかに俺の方が正しいものがあり、抗議するか考えていた。

 


 

その2)劇か何かにするためのシナリオを、ロッチのコカドだったか、もう1人の男だったか(中岡ではない)が書いているようだった。

問題のある部分について、俺はコカドに指摘していた気がする。俺は実際的なライタータイプではなく、作品全般のディレクターのような立場で、シナリオそのものを自分で書き換えるのではなく、書き手のものを良い方へ導く役割だった気がする。

 

【洞察】シナリオについての似たような夢が続いた。物語を直接書くのではなく、シナリオ形式(の原案?)にしたりディレクションしたりする(企画・進行のような?)才能があるという示唆であろうか。

 


 

その3)父(故)と小樽のある通りに来ていた。遠い親戚だったかある婆さんのすごく古い家(父の実家ほどではないが明治大正の建築っぽい)に、あるもの(原稿だったか?失念)を預けていて、俺たちはそれを取りにきたようだった。

俺はその家に自由に出入りすることができるようで、鍵は近所に建設中の平家っぽい小さな建物Xの骨組み(全体に白っぽいビニールシートがかかっていた気がする)にかけてあることを(失念した1つ前の夢で見て)知っていた。

父はこんなところに鍵があるのかと訝った。俺が「そこだよ、そこ」というと、父が先にXの中に入り、鍵を見つけたようだった。

 

【洞察】

1.父(故)が出てくるときは、ロジカルな仕事の側面(読書、執筆など)が関係していると思われる。

2.小樽は父の実家があるところで、建物も多少似ていることから、洞察1の側面の深層やルーツの部分に関係しているかもしれない。

3.「鍵を見つけた」のは、上記に関する秘密を解明できる、あるいはその才能を発揮できるようになる、ということなのか。

4.古い家の鍵がなぜ、建設中の小さな建物の骨組みにあるのかよくわからないが、新たにこれから着手することに関係するのかもしれない。

5.古い家に預けていたものが原稿だとしたら、しばらくブランクがあった小説執筆に復帰するという暗示かもしれないが、今のところ書くきっかけらしきものは見当たらない。

6.古い作品あるいは歴史物、古事の資料などが、新しい作品(建設中)を生む鍵になるという示唆かもしれない。