冬、雪山の中腹にいた。東MAXとある男A(知人らしい。失念)と3人で来たようで、そこで昼食を取った。そこそこ寒いのにずいぶん長いことそこにいた気がする。

やがて出発することになった。来たときはそれなりの天気だと思っていたが、今は(特に山側は)霧っぽくて視界がほとんどなかった。景色は見たいが、まあ山はそんなもんだろうと思った。

これから山を登っていく予定だった。このまま登って行く人と、十数メートル下った先にある別のルートXから行く人がいた。俺は「どうせならスキー場(コース)を見ながら行きたいんだけど」といった。AがルートXに詳しいようだ。俺は「案内(あない)してくれい」といって斜面を下りはじめた。

ここでスキーがいつの間にかクロスカントリー用に変わっていることに気づいた。俺は29センチのブーツなのだが、Aは「(スキー場の人の話では)29センチの金具はサイズがないって」といった。俺は「金具なんていくらでも調節できるんだから、そんなわけないだろ」といった。

夢の方が知識が浅いとかどういうわけだ、と思いながら目が覚めた。

 

【洞察】

1.冬山のアクティブな行楽はおそらく冷却期間(休むわけではないが本気モードではない)を表していると思われる。

2.登山にきたのにわざわざスキーコースを見たい、というのがよくわからない。遊びの要素が欲しいということか。

3.ブーツはあるのに金具がないというのは「先に進むためには装備が足りない(音源のことか?)」あるいは、先に行けないということなら「これ以上曲は発展しそうにない」という意味かもしれない。