その1)大学らしき講義室にいた。授業が終わり昼休みとなった。部屋を出る前にどうしても水が飲みたくなった。水道はどうにか見つかったが、器になりそうなものが見当たらない。仕方ないのでその辺にあった空き缶(缶詰をオープンした感じのやつ)を使うことにした。

何度か水を捨てて缶に注いだ。あちこち錆びた缶の底には、ごつごつした石がたくさん入っていた。水を飲んでみると若干妙な甘さがある。油膜のようなものが浮いているのが目に入り、そのせいかと思った。味はまずく舌が少し痺れる感じがして、すぐに水を吐き出した。やっぱりちゃんとした器じゃないとダメかと思った。

 

【洞察】

1.明日登山の予定だが、今回は山で水場を見つけても飲むなということなのか。錆も油膜も鉄分に関係がありそうだが。

2.食器をしばらく洗剤では洗ってないので、そのことをいっている可能性もある。

3.毒味がテーマの小説を読みはじめたが、その影響の可能性もある。

 


 

その2)テレビか何かでニュースを見ていた。いろんな名称についている『貴重』という漢字がすべて書きかけになっている。この字はこれから一画ずつ足していくようだ。

都民の主要なイベントが4つか5つくらい示されており、今後はそれら全てに『貴重』という語がつくことになった、とのことだった。

 

【洞察】

1.都民として体験するイベントが残り少なくなった(=貴重)ということなら、移住を暗示している可能性はある。確かに東京から気軽に行ける、行きたい場所(主に山)はもうほとんど残っていない。

2.これから都民として体験するイベントは全て貴重なものとなる、ということなのか。