その1)バイクに乗って遠出している。道はそれほど混んでいなくて快適だったが、バイクはいつの間にかマットに変わっていて、それでツーリングをつづけた。やがて高速に上がって制限速度90キロ丁度で走ろうとするが、マットは制御しづらく、ブレーキをかけようとのけぞると視界が悪くなって、前の車との間隔がわかりづらい。そうしているうち、交差点で右から来た車にぶつけてしまう。こっちはマットなので大事故にはならなかったものの、相手のドライバーは「金返せ!」と怒鳴って去っていった。
そのまま走り続けていると、信号でたまたま止まったところがガレージ風の交番の前だった。警官が二人いて、ちょうど本署から連絡が入り、ナンバーを見られ、俺は逮捕された。


<解釈その1>
オートバイ・・・一般に、生活にバランスが必要。
高速道路・・・一般に、簡単に進める。
90・・・9+0=9 9は完成、過去のものが終わること。三重の三位一体。
90(エンジェルナンバー)・・・神があなたの聖なる人生の目的をサポートしています。あなたが願えば、その使命への神聖な導きと援助がいつでも与えられます。
事件(事故)・・・一般に、自分のさまざまな側面すべてに注意を怠ること。経験を活かさないこと。先入観。あるいは早く進みすぎている。
警察官・・・一般に、助けてもらえる。
逮捕・・・一般に、自由を失うこと。前進を邪魔されること。特別な状況をつくってしまった行動と態度に対する責任をとること。

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【現況】体調が少し戻ったので、作曲を再開しようとしたが、やはりぱっとしたアイデアが出てこない。
【洞察】まとめると、急ぎすぎてバランスを欠き、成長の障害となっている。あるいはこれ以上無理して進もうとすると、代償を払わねばならないかもしれない。




その2)夜中、いつもの机に向かって作曲に悩んでいると、急にゾクゾクと気持ちよくなって、俺は「音楽の神様!」と両手を広げる。すると微小な顔がいくつも虚空に現れ、「何も心配ないから、今は休みなさい」という声が聞こえた気がした。俺はそれに従うことにした。


<解釈その2>
【洞察】その1の解説かもしれない。比喩表現が少ないので、強めの導きと思われる。体調が完全に戻るまで、曲のモチーフ用小説一本に専念すべきだろう。