その1)(前略忘れ)トンネルの坂を上っていた。すると坂を下ってくるイトキンとばったり出会った。2人連れだった気がするが、もう1人は何も言わず先に行ってしまった。

「イトキンだよな?」と声をかけると彼もすぐに気づいた。「30年くらいぶりか?」と俺はいった。イトキンは白髪がややあったが他はあまり変わらず、俺は「あまり変わってないなー」といった。イトキンから見ると俺はだいぶ変わったという印象のようだ。「でも全然変わってないっていう奴もいるし、人それぞれだな」と俺はいって、2人で笑った。

一緒に坂を上ってトンネルを出ると、イトキンはいつの間にか笹本に変わっていた。当時から太ったままのようで、その割には一応元気そうだが、彼は肺かどこかに持病があるのか、ときどき胸が苦しそうにしていた。

ともかく本当に久々だし、俺は「(今まで)いろいろありすぎてさ、話すことがたくさんあるよ」みたいなことをいった。「そしてとりあえず今は無職です」と続け(ようとし?)た。

俺は(埼玉?)西武で誰かと落ち合うことになっていて、話しながらそっちの方へ歩いていくつもりだった。

 

【寝る前の思考】(今のほぼ無収入という不安な状況から)助けてはくれないのか?

【洞察】

0.答えているかはよくわからないが、今後のことを暗示しているように見える。

1.トンネルは分岐や選択肢のない過渡期(おそらくはコロナ時代)ということだろう。上っているので良い傾向と思われる。

2.かつての親友であるイトキンのくだりは、しばらく忘れていた才能や好きなこと(彼はガチの鉄道ファンでアイドルオタクだがそれが関係あるか?)に、偶然的にばったり出会う僥倖があるという予見なのか。

3.なぜイトキンから笹本へ変わったのかはよくわからない。笹本は(今となってはレトロ?)ゲーム関係の話か。肺の持病(?)はコロナの時期ことかもしれない。

4.トンネル(過渡期)が終わると(普通の人とはかけ離れた?)半生を振り返ろうとしているので、コロナの収束が転機になると思われる。

5.西武といえば埼玉であり、自分的には飯能・秩父を指すが、そこへの移住を予見している可能性もある。あるいは登山のことか。

6.コロナ時代(トンネル)→鉄道旅(イトキン)→ゲーム(笹本)→埼玉移住or登山(西武)という流れを予見している可能性もある?

 


 

その2)見知らぬ古そうなアパートに住んでいた。キッチンの排水が水漏れしているようだった。玄関ドアを開けると、水道屋の男が向かって左隣の部屋を訪ねていた。うちの水漏れがバレたなと不安になった。

水は壁の下の方にある、ダクトのような平べったい長方形で格子つきの穴から出ていて、辺りは水浸しになっていた。

部屋に戻ろうとすると、隣とは別の水道屋の若い男がきて「はい」といって紙切れを1枚渡してきた。修理の請求書だろうと思ったが違っていた。手書きのメモが3つあった。1つ目は『夕食前勤務が云々...』とあった。あとの2つは何と書いてあるかわからないか、よく覚えていない。

 

【洞察】

1.感情の廃物の処理に問題があって漏れ出しているということなのか。

2.「夕食前勤務...」は、夕食の前に帰ってこられるバイトにしろということか、あるいは夕食の前にも作曲をしろという意味なのか。廃物の処理が間に合ってないということなら、後者の可能性が高いか。

 


 

その3)いつも行っているデパートよりやや遠いデパートの最上階に行った。そこのメガネ屋に何か用があった。

そのフロアの中心には『オーディオHOYA』というブランドのコーナーがあった。やや茶色気味のゴールドカラーのミニコンポがある。現代的なデザインで(メディアも現代仕様か?)値段はやや高そうな感じだった。

オーディオコーナーの周りの壁際に、メガネやコンタクトの展示や売り場があるようだった。ここのメガネ屋は通うには少し遠くて面倒だが、ここにしようかと思った気がする。

 

【洞察】

1.メガネ屋(レンズメーカー)がオーディオ機器ブランドを新たに作りだした、というのが何とも妙な感じに見える。とはいえデパートの最上階なので、ビジネス的に最上という意味もあるかもしれない。

2.ビジュアル(図鑑やマンガ)からオーディオ(曲)を作るという意味なら、いつもやっていることだが、もっと推進する(この手法=ブランドを確立せよ?)か、あるいは発想の転換が必要なのか。

3.あくまでオーディオ(曲)が中心で、ビジュアル(資料)は側面という意味もあるのか。資料に無理に合わせようとしなくてもいいという示唆?

4.デパートが遠くて通いづらいのは「やや手のかかる資料がいい」という暗示かもしれない。