欧米のあるファンタジー小説を読んでいた。わりと王道風の感じだった気がする。一見するとファンタジーだが、著者にとってはそれは事実(ノンフィクション)らしい。

いろいろあった後、主人公はラスボスと対決することになった。味方の誰かと共に「立ち去れー!」みたいな呪文をいって敵を葬った。ただ、最後があまりにあっさりした展開なので、俺ならその前に苦戦させたり回り道させたりするんだがと考えたが、著者にそういうつもりはないらしい。

 

【洞察】

1.「書いたファンタジーは著者にとっては事実」というモチーフは、昨日読んだアウトサイダーアートの本にあったヘンリー・ダーガーの小説のことか。たとえ他人にとっては空想であっても、自分が頭の中で作った話は、事実かあるいはその何らかの暗喩であるということなのか。

2.ここで倒したラスボスとは「5連勤x8h」というフルタイムのバイトのことで、社会人になって25年以上でたった1週間しか経験したことがなく、心身ともに無理だから応募はやめておこう、という昨晩の判断のことかもしれない。

3.(追記)スマホカバーの倉庫バイトPが応募だけで断られたので、葬った敵はそのことなのかもしれない。