その1)大学か何かの部活の大会が控えていた気がする。そのときその学校で、アイドルデビューしたらしい少女Aと出会った。ショートカットで可愛いのだが、どこか独特なマニア感が漂う子だった。

いったん外に出てAの家(店か何かの2階?)のようなところに入り、そこで詳しく話した。話を聞いていると、どうもAは本当にやりたいアイドルジャンルではなく、売れるために事務所の方針で今のことをやらされているようだとわかった。

(男の)オナニーを助長する(?)系のアイドルらしい。俺はやりたいようにやった方がいいと、アドバイスした気がする。俺はずっと、Aがするオナニーの仕草、手の形が実際の男のやつと違うと疑っていて「本当はしたことないんじゃないのか?」と何度か訊いた。Aは苦笑して言葉を濁していた。

Aはともかく今のスタイルでしばらくやっていくようだ。俺と話して少しは悩みが薄れたようで、Aは笑顔だった。

家を出るとき、Aの父親らしき男Cが現れた。怪訝そうにしていたが、俺とAは「大丈夫(いい話ができた)」みたいなことをいった。Aには弟Bがいて、家に入る前後で出会った気がするが、俺とAの関係に好意的なようで、同じくCに「大丈夫」みたいなことをいった。

 

【洞察】

1.マニア感のあるアイドルが、売れるためにオナニー系(?)のアイドルをやらされている、というのは、売れることを考えているために本来したいことではない作曲をしている、という風に読めなくもない。本当はもっとキレキレの前衛音楽をやりたいのかもしれない。

2.少女のオナニー手の形が違うのは、本来のBGM用の商用音楽を知らない、ということかもしれない。実際、ほとんど聞いていない。

3.とはいえ、しばらくは今のやり方(商用:前衛=8:2くらい?)を続けるという方針らしい。

 


 

その2)近代的なショッピングモールのようなところにいた。ある通路のあるフロアへの入口の前で、 俺は片手で肘をついて横になっていた。ふてくされているつもりだった。

背後にJKが2人いるのに気づいた。くすくす笑いながら小さなメモを脇の下に滑り込ませてきた。『これからどこかで遊ばない?』みたいな内容だが、俺をだましてからかう気だとわかっているので無視した。

それからようやくそのフロアに通じる通路に入った。ここでジャンパーを2枚半分ずつ着ていることに気づいた。もったいないなと思い、紺のイケてる方を着ることにして『ビオフェルミン』とでっかくロゴが入った方は置いていくことにした。

若者や子供が通りかかり、なぜか彼らが持っているアイス(コーン付きのやつ)を持たされた。そいつらの用が済むと、またアイスを持って行ってしまった。中には俺に食べ残しを持たせたまま先へ行く子供もいた。どうもこの場所のルールやモラルが緩いようで、俺は少し腹を立てて「人に持たせんのかよ」といった。近くにいたインフォメーションカウンターらしきところの若い女が苦笑していた。

その後、デボン紀三畳紀(?)の頃の水槽へ向かった気がする。

 

【洞察】

1.JKの部分は何らかの甘い誘惑を示しているのか。具体的にはよくわからない。

2.ジャンパーの選択は、体調より見た目や自己満足重視ということ?

3.若者や子供にアイスを持たされるのがよくわからない。

4.古代の水槽へ向かったのは一体どういうことなのか。

 


 

その3)大学時代の友人TZと、ショッピングモールのような広いフロアにあるゲーセンで、クイズゲームの試合に出ることになった。

四択式だが、ボードのようなものを目の前に出されて前方を隠されることが多かった。クイズはやたら難しくて全くわからない。あるときは4つのボタンを同時に押さなくてはならない(ボタン自体は透明色棒状のものが扇状に6つくらいあって押すと青く光る)という技術的な問題もあった。

俺はあっさり負けて、イスが緩い斜面を下って先のクイズ画面横の壁に突き当たった。TZも次の問題で負けた。

TZは「もう1チャンもう1チャン」といってリベンジしようとしていたが、俺は別のところに行くか、帰りたかった。

 

【洞察】難しすぎるクイズは現在の困難な状況(何を選択していいのかわからないし、技術的な問題もある)を表しているのか。