その1)ある大きな駅を出て街を通って他の駅へ行こうと思っていた。駅ビルっぽい建物の何階かから階段を降りて地上の通りに出ようとしたが、そこはフェンスや壁や高い天井に囲まれている暗い場所。フェンスの外には大都会の幹線道路が見えているが、ここから外には行けそうにない。辺りにはエレベーターがあるだけだった。
見知らぬ女がやってきてエレベーターを使おうとしたので一緒に乗った。4〜5階で降りれば目的の駅ビルへ行けそうだった。しかし、エレベーターはそこでは止まらず、どんどん超高層エリア(100階くらいある?)へ上っていった。アナウンスによれば、これが今日の最終(定期)便とのこと。
定期便ならまた降りてくればいいと思った気がする。上まで行った後どうしたかは、よく覚えていない。


<解釈その1>
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
都会・・・(ベサーズ解釈)人とまたは自分自身と濃密すぎるつながりを持つこと。コミュニケーションや協力を強いられる。強すぎるエネルギー。(ウォレス解釈)自分の人生全般と公のアイデンティティを表し、これまでの人生で蓄積してきた経験や知恵、知識のことを考え、それを広げることに心を開きつつある。
ビル・・・(ベサーズ解釈)大きなビルは、ものすごいエネルギーの源で、大きなチャンスや可能性がある。成し遂げる大きな運命を暗示している。(ウォレス解釈)真のアイデンティティ
エレベーター・・・(ベサーズ解釈)上るのは正しい方向。いっそう高度な認知力を得ること。自分の感情と動機を知るために、心の深い問題を調べている。(ケイシー解釈)変化(栄枯盛衰)。意識の変化。

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【現況】モチーフTHの曲を5時間粘ったが求めている感じにはならず1フレーズも書けない。陳腐化した中国スケールの音楽ならいくらでも書けるがそれでは納得できない。
【洞察】
0.大きな駅→大都会(道路)→超高層ビルと推移しており、アイデンティティの重要な局面を示している可能性はある。
1.目的の曲にたどり着く前に、何らかの高度な認知や気づき、もしくは自分らしさを得る必要がある(そしてその道は避けられない)ということなのか。




その2)床に座っていると猫が2〜3匹寄ってきて、俺のすぐそばに伏せた。顔や背中などを触っても猫は逃げず、何となく甘えたげな感じだった。


<解釈その2>
猫・・・(ベサーズ解釈)自分の中の女性的な気質。(ケイシー解釈)性欲。悪ふざけ(子猫)。独立。話し好き。(フォンタナ解釈)無意識の想像力。直感力の上での女性的側面。

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【洞察】
0.猫が何を示しているのかによる。
1.今日届くはずの資料CD(3枚ある)のことをいっているのか。あるいは録画してある猫のドキュメンタリーのことか。




その3)大学時代のKH助教授っぽい男に数学の問題を出されていた。それは複雑ではないが見たこともない関数で訳がわからない。板書の答えは、関数に何かを代入した後、小数点以下6〜7桁ある(以下四捨五入の無限小数)0.1以下の数同士の引き算から導き出されていた。これを自分で解くのはひどく面倒なので、板書を写すだけにしようと思った。


<解釈その3>
【洞察】
1.おそらく作曲の(今ぶち当たっている)ロジカルまたはテクニカルな難題についてと思われる。
2.あまり複雑ではないが見知らぬ関数は中国(あるいはペンタトニック+α)スケールのことか。
3.問題の答えは、そのスケールを使って導き出される旋律のことか。
4.小さな数同士の引き算は些細なことを表しているのか。あるいはスケール自体が単純なために旋律的にオリジナリティは出しづらく『そこは楽器の玄妙な技巧で表現する』という意味か。それはとても難しい問題で自力で導きだすのは困難であり、先人の技を写すにとどめておけ、ということか。