その1)どこかからの帰り、俺は大学か高校の友人たち数人と私鉄などを乗り継いできた。ある駅で友人らは長い通路をすたすた行ってしまった。この先は新幹線で帰るつもりらしい。俺もついていこうとしたが、走ろうとして跳んだりはねたりしてもなかなか前に進まなかった。通路はほんのり上っているように見えるが、坂というほどではない。
切符売り場か改札口で追いついたとき(?)俺は神奈川の(元)下宿にいったん泊まっていくから、次も私鉄でいいかなと思った。目的地はもっと西(静岡以西?)にあるようだった。


<解釈その1>
列車・・・(ベサーズ解釈)人生の旅。方向を定め操縦していく力。物事を進展させて、成長・変化していく必要。好機。適切な進路に従う。機関車ならゴールに到達するすさまじいほどの力。(ケイシー解釈)人生の旅。人生の状況において方向を定め操縦していく力(運転士)。物事を進展させて、成長・変化していく必要。好機。一連の考え。活力。軌道に乗る。(ウォレス解釈)特定のキャリアチャンス。自分が望むキャリアへの出発ホームを見つけようとしている(正しいホームに行こうとしている)。(ホロウェイ解釈)自分のレールを見直すとき。
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
廊下(通路)・・・(ベサーズ解釈)通り抜けるのに必要な道。脇に逃れることはできない。洞察への通路。(ウォレス解釈)進歩が何らかの方法で邪魔されている(無理やり〜を通る)。古い習慣や頑固な権威者に縛りつけられていると感じている(石のトンネルや古い造りの通路)。

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【寝る前の思考】トートの書やタロットを学ぶことはいったい何の役に立つのか。
【洞察】
1.質問の答えなら、簡単には洞察や理解が進まないので、ゆっくりやれという話か。
2.元下宿(神奈川)より西を目指している(しかも帰るといっている)のはどういうことなのか。この学びが山陰に住む(還る)ための鍵なのか?




その2)実家の近所、旧国道沿いにある土産物アクセサリーの店にいた。何かにつけるための短めのチェーンのようなものが欲しいと思った。見つけたのは600円くらいだった。もう少し高級なのを探したがなさそうだった。
しばらく売り場を見た後、レジへ行こうとしたとき、別の通路の誰かが動いた。先に並ぼうと早足になると、その男も早足になり、レジ前でぶつかった。よく見ると、目だけをやっと覆う程度のサングラスをした社員時代のANさん(先輩だがたしか年下)だった。彼は騒がしい他の客たちのことで「迷惑だろうな」と店員を気づかった。
かなり久々にばったり会ったので、お互い思わず苦笑してしまった。当時、性格が合わず確執があったが、もう風化した感じだった。直感的に「この辺に住んでるんですか?」と訊くと、そうだというので、やはりそうかと思った。


<解釈その2>
鎖・・・(ベサーズ解釈)強さ。同時に働くたくさんの輪、部品。制限や限界。縛られること。
サングラス・・・(ベサーズ解釈)ものごとを見抜く目を保護しているので、もっとはっきり見ることができる。

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【洞察】
0.退職から十数年ANと会ったことはなく、初出。確執の原因はおそらく、次期店長候補の彼より、資格手当付きとはいえ新人の俺の方がずっと給料が高かったせいであろう。
1.実家つまり自己に近いある側面について(再会し?)過去の何らかの確執や葛藤(洞察0に関連なら、作曲のキャリアに対し収入が少なすぎることへの不満か)と和解したということなのか。
2.奇妙なサングラスは、むしろAN(的側面)の方が盲目的だったということなのか。
3.前半のアクセサリーが何なのかよくわからない。




その3)夜、見知らぬ実家の風呂に入った。少したつともうぬるくなってきて寒いので、上がった。リビングは明るかったが、親はもう寝てしまったようだ。録画しておいたビデオ(あるいは今の番組?)を見ようかなと思った。


<解釈その3>
夜・・・(ベサーズ解釈)ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を遮断すること。自分の中の未知の部分に入っていくこと。
風呂・・・(ベサーズ解釈)純化、浄化、あるいは寛ぐ時間。気ままに過ごすこと。(ケイシー解釈)古い考えを浄化し自由になる。外面の自我を浄化し強化すること。肉体の浄化。偏見をなくす。(ウォレス解釈)感情についての個人的な状況。

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【洞察】
0.目覚めたとき、ふとんが半分なくて寒かったせいもあるかもしれない。
1.くつろぎの時期が終わり、作品鑑賞(あるいは過去作の再評価?)の要があるのか。




その4)実家の近所、小か中学校の帰り。坂道をチャリで下るとき、激しい雨が降ってきた。ある建物を出てきたおじさんが車に乗せてくれようとしたが、家は近いしチャリのこともあるのかスルーした。
坂を下りきると雨はやんで夕方になった。歩道に人が多く、何かのユニホームを着た少年集団とすれちがった。(リアルで)空地だったところでは何かの催し(モデルルームと夜店が混じったような?)が行なわれていて、大人も子供もいて活気があった。


<解釈その4>
雨・・・(ベサーズ解釈)感情面が成長する準備のための浄化。激しい嵐はおそらく感情の変化。耐えがたくてもいっときの変化。(ケイシー解釈)祝福、利益。下り坂の状況。感動と感情の解放。悲しみ。障害。浄化のされるプロセス。つらい仕事からの解放。水分が必要。(ホロウェイ解釈)悲しみ。
(急な)坂・・・(ベサーズ解釈)上るなら、人生の道にそって大きく進歩している。下るなら、間違えた方向へあわてて向かっている。

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【寝る前の思考】その1に同じ。
【洞察】
1.一昨日、トートの書(タロット)の学びは中学校(レベル)と思われる表現があったので、それに合致する。
2.はじめは難しくていろいろ誤解や感情等の障害があるが、やがて様々なこと(心身の栄養、あるいは人的資源やお客?)が得られるということなのか。その1の解釈に似ている。




【今日のカード】Wolf(自尊心、スピリチュアルな守護者・教師)/Counselor(生まれつきのカウンセラー・大天使アズラエル)/Fluorite(予言・アイデア)/29 Eight of Wands(Get Up and Go)(迅速な動き−沢山のエネルギー。真の発展性と情熱。改革と擁護の状況を示唆する可能性、困難を前にした時の勇気の感覚が障害を克服した時に生じる結果をもたらす。人生に秩序ををもたらす)