実家の居間で、就職はどうするのかという話をしている。(亡き)親父は「トラックを運転するなら、知りあいが使ってやってもいいって」と言っている。しかし、俺は車が嫌いだからそれはないと答える。念を押すため、いつから車が嫌いになったのか、たしか8〜9歳くらいだったか、という話をする。
その後、母がテレビに備え付けた巨大な外部スピーカーが故障していることに気づき、文句を言っていた。そんな大きなものはゴミになるだけだから、はじめからもらわなければいいのにと思った。


<解釈>
父・・・一般に、自分のなかの(賢く上位の)神、保護者、大黒柱の資質。
母・・・一般に、自分のなかの(賢く上位の)創造的、直感的な資質。
トラック・・・一般に、大きく、力強い乗り物。大きな可能性。あるいは余分な重荷を運んでいる。
テレビ・・・一般に、自分の人生をいっそうよく見る手段。どのように状況に対処しているか、その方法。自分とのコミュニケーション。
スピーカー・・・辞典に項目なし。音に関係する出力という意味であろうか。

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【現況】慢性疲労が抜けず、作曲できる体調ではないので、旅の計画を立てることにした。
【洞察】自分は夢の中でも物事や発言を額面通りに受け取っていることが、ちょっともどかしい。
1.亡き親父の(額面通りの)助言とは考えにくい。俺が車嫌いなのはわかっているはずなので、トラックがそのままの意味とは思えない。
2.トラックは、音楽的な意味でのTrackとすれば、誰か知っている人が、俺の曲を使いたいと思っているのかもしれない。就職に関わるので、お金がもらえる話。あるいはプロへの第一歩。
3.テレビが自身の現況を表すとするなら、今は(大きな可能性を秘めた)音の出力(作曲)については、不調であるということ。