その1)自分は高校生で、学校の玄関辺りにいる。クラスで有数のイケメンAと見知らぬ友人Bの3人で談笑している。イケメンA君はたしかにカッコよく、悪い奴でもないのだが、顔じゅうから首筋までひどいニキビだらけだ(化膿している)。それでもモテる。彼を好く女はニキビのことをあまり気にしてないようだという話の後、Bと2人で気にかけていたクラスのある女の子の話を振ると、Aも意識していたようだった。しかし彼の話では、実際つきあっているのはCという別の奴とのこと。Cは高1の頃のリアルな知り合いで、すらっと背が高く頭もいいのだが、オタク度が強い。
Cに会って話すとリアルより渋い感じで、こいつ意外とやるな感と、相手の美少女とのミスマッチ感が漂っていた。
<解釈その1>
【洞察】イケメンとニキビ、オタクと美少女、ミスマッチがテーマのようである。あるいは「欠点を気にしない」ということについて語っている。女が男を好きになる条件について、もしくはコンプレックスは不要であると言っているのだろう。
その2)家族3人で信州を旅している。(亡き)父は重い病を患っているのになぜかついてきて、旅館の部屋の床に伏せっている。次の日はもう帰る予定だったが、どうしても行きたいところがあると食事中、母に告げると、じゃあ一人で行っておいでというので、そうさせてもらうことにした。
部屋に戻って行き先をたしかめる。八ヶ岳の地図。ロープウェーが整備されていて、登山家でなくても頂まで行けるようだ。病床の父を横目に計画を立てようとしたとき、ふと部屋の隅に積んであるパンフレットに目がいき、手に取った。
碓氷峠の案内だった。しまったそこもあったかと悔いつつ、パンフの写真を見る。レールが手前から奥にむかって二手に分かれていて赤いディーゼル機関車などが写っている(右か左かは覚えてない)。そこは鉄道写真が撮れる名所になっていた。
<解釈その2>
旅・・・自分にとっては、創作(作曲)の内なる旅について語っていることが多い。
父・・・一般に、自分の賢明で円熟した男性的(攻撃、知性、合理、意志など)な側面。神、保護者、大黒柱の資質など。
病人・・・一般に、体じゅうの毒素を取り除くこと。低いエネルギー。
病気・・・一般に、不調和。感情の抑圧。心身のストレス。生命力が閉ざされている。
山・・・一般に、必要な教え、導く経験、チャンス、新たな学びなどが待っている。八ヶ岳は高山、レベルが高い。しかしロープウェーがあるので労苦は少ないようだ。
パンフ・・・辞典に項目はないが、導きに通じるものがあると思われる。
峠・・・碓氷峠は国内鉄道における最大の難所だった所。労苦とリラックスの分岐のことか。
分かれたレール・・・辞典に項目はないが、そのまま選択肢と思われる。
赤い機関車・・・ゴールに到達するすさまじい力。赤いので生命力、エネルギー、情熱について。ディーゼル式なのでエンジン、解釈すると「生命力」が強調されている。
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【現況】昨日は新曲にかかろうとしたが、疲労感が強くて何もできなかった。
【洞察】楽に勝ちとれる大きなチャンスや学びが待っているが、その前に賢明な男性的側面がかなり不調であり、癒す必要がある。それができるかどうかは、今後の生命力に関わる大きな分かれ目である。
女性性(産み出す側面)は強行を許可したが、その性格上、以上の点を見落とす(自己の生命力を無視して産みつづけてしまう)節があるので、ここはいったん休んで、創作以外のこと、たとえば男性的な遊び等に手をつけるべきだろう。