その1)深夜、実家の居間にいた。俺は脚長のテーブルに腰掛けてテレビを見ていた。2階の寝室から母がやってきて、俺の座るそばにある食べ物の入った皿を見て「食べてないな、よし」みたいなことをいった。元々食べるつもりもなかったので、それは気にしなかった。

だが、母は戸口の前にあるくすんだ茶色の扇風機(リアルにはない製品。液晶表示のようなものがある)を見て「電気を消しなさい」といった。羽根は回っていなかったので「ついてないよ」と言い返したが、母は待機電源も消せという。俺は「ほっとけ」と心の中で吐き捨てた。

 

【洞察】

1.扇風機がエアコンのことなら、まだまだ暑い日もあるし使うだろうから、そのこととは思えない。冷却ということなら、扇風機のオフは「休むな」という意味かもしれないが、それも意向に合わない。

2.「食べてない」ということから、モチーフにまだ手をつけるなということかもしれない。そうなると扇風機は「心身の冷却ファンを止めろ」つまり(作曲に)心身を使うなということかもしれない。

 


 

その2)アマゾンか何かで『2サイズ違いなので』という理由で、格安で売られていた虹色の登山靴をあわててポチってしまった。

だが、よく考えると何センチから2サイズ違いなのか、26cmと思いこんでいたがどこにもその表記はなく、たとえそこから2サイズだとしても0.5きざみで27cmなので、これでは入らないと思った。キャンセルしよう、できるのか? と慌てたところで目が覚めた。

 

【寝る前の思考】その1では休むなとも休めとも取れてしまって、よくわからない。

【洞察】

1.リアルで買おうとしているのは靴紐だし、アウトレットでもないので、直接は関係ないと思われる。

2.新しい登山靴が新しいモチーフのことだとすれば、安易に手をつけると失敗するということかもしれない。そうなると、その1は休む方の解釈になるか。