膨大な数の本(主にマンガ)がある倉庫でバイトしていた。午後3時くらいに自分の担当作業(?)を終えたらしく、次何をするのかと待機していた。

大きなネームプレートが貼られた壁の巨大なホワイトボードを見ていた。俺は正規バイトだが派遣の方を見ている。KKナントカという女の子の名前がある。大学時代のバド部の同僚KKさんと同じ名字なので妹だろうかと思った。KKさんとは音信不通になっていて、あいつのことはもうどうでもいいやと思った。

そこでふと、元カノのことを思い出した。けっこう好きだったがそれも過去のこと。高校時代のクラスメイトYMさんも好きだったが、やはりもう終わったことだと思った。

派遣のバイトたち(若い子が多い)が、リアルのバイトNLのWM社員に仕事を与えられてあちこちに散っていった。俺は何していいかわからず「次どうすればいいですか」みたいなことをいった。WMはただ小さな正方形の用紙をくれて「行けばわかる」みたいな説明しかしなかった。

相変わらずだなと思いながら用紙を見ると、本の番号(JANコード?)や損傷状況についての空欄があり、なるほど本の状態や修復が必要かを1冊ずつ調べてるんだと思った。それにしてもすごい数の本だし、こんなの全部調べるのかと呆れ気味に思った。

派遣たちはメジャーなマンガ本などを調べているようだ。俺は人があまり来ないであろうフロアを中心に見ていくかと考えていた。例えば図鑑(百科的な)とか、エロマンガなど。

人の背丈ほどある巨大なエロマンガ(やや古い感じの)が並んでいるコーナーを見ていた。調べてみたいが誰かきたら嫌だな、でもたぶん滅多なことではこないだろうと考えていた。

 

【洞察】

1.ここ最近、作曲のモチーフ(主にマンガ)がなくて非常に困っており、それについての示唆や指針と思われる。

2.好きだった女たちがすでに過去のもの、というのは、これまでやってきた(愛し親しんできた)音楽はすでに過去のものであることを暗示しているのかもしれない。

3.本の倉庫は、主に過去に読んできた(マンガなどの)膨大なライブラリを示しているのかもしれない。本の損傷状況を調べる必要があるのは「過去の作品を当たれ(手をつけてない作品がかなりある?)」という暗示なのか。

4.図鑑をモチーフにするのは多少わかるが、エロマンガというのが意外すぎてよくわからない。本当に文字通りそれを指しているのかはなんともいえない。