プロ野球を見ていた。ビジターの巨人にイチローがいて、ホームラン(6号か8号)を打った。外角の難しい球で、彼にしては少し変わったフォームで打ち、1塁へ走る瞬間、満足そうにニッと笑った。その顔は仏像的な顔のブッダが歯を見せて笑ったようにも見えた気がする。

イチローはすぐに盗塁をきめた。2塁には荷物(?)が立て込んでいて、セカンドはキャッチャーの球を受けづらく、そこを狙ったようだった。

いつの間にか会場は体育館で、卓球の日本対韓国に変わっていた。俺も出場していた気がする。

ダブルスの試合、相手は若手で、こっちのサーブのとき手をネットより前に出したり反則ばかりしてきた。実際、タッチネットで反則をとられた。韓国勢は試合をなかなか進ませないようにして相手をイライラさせて勝つつもりのようだ。

5点くらい入ったところで休憩(作戦タイム?)となった。韓国の監督は(反則をとられるので?)ひどく怒っていた。日本チームは相手の手の内がわかっているので冷静に笑っていた。

日本のダブルスの片割れは、リー(?)・パクチョルという元韓国のエースだった。かつては世界でも上位だったようだ。韓国の監督は彼がいなければ大したことないと言われたくないので、勝てるチームを作ってきたつもりのようだ。一方、パクチョルは(自分を追い出した)韓国を見返してやりたいのと、どうしても(いい環境で)世界一になりたいのと、両方あるような感じだった。