その1)未来的な白っぽい実験室風の部屋をいろいろ渡り歩いていた。探索している途中、俺は秘密を知りすぎてしまったらしく、現場のある男女に脅されたような気がする。このままだと消されるかもと恐くなり、逃げ道を探していると、床の下の隙間に情報科学室っぽい部屋を見つけた。そこへ降りられるようなので、下へ行ってみた。
その部屋にはこれまでとは別の制服を着た男たちがいて、情報管理しているようだった。そのうちの一人が俺の事情を知り、脱出を手伝ってくれそうだった。建物の外では敵方の恐ろしい巨大メカが飛行していた。
やがて、男の同僚らしき若い女が現れ、俺の口に丸薬のようなものを一粒放った。俺は急に眠くなり、女と共にトリップ(?)した。俺はさっき脅してきた敵方の女の方の体(または人生?)に入りこんだ……この辺りから曖昧で、目覚めた後も目をつぶっていると、時空が歪んでいるような視界や、色の粒がちりばめられた抽象彫像のような視界がしばらく残っていた。
<解釈その1>
【洞察】
0.これまでの夢とは一線を画した超知的なものと思われる。
1.未来SFの匂いがかなりしていた。未来世や並行世界の自分とつながった可能性がある。
2.敵方の女に入りこんで目覚め(現世へ脱出し)たので、今生の人生はこの世のある秘密を握っている派なのか。
その2)郵便の人がきて呼鈴を鳴らした。注文していたキーボードケースがきたと思って玄関へ行くと、別のドアから見知らぬ少女が現れ、応対しようとした。俺は先に名乗り、伝票にハンコを押そうと思ったら、配達の男が先に小さなハンコを貸してくれた。よく見ると、戸籍上の難しい漢字を使った名字だった。ただ、伝票の文字が小さすぎて、どこに押せばいいのか迷った。とりあえずそれっぽいところに押して、フルネーム(略漢字)をサインした。
少女はいつのまにか皆藤愛子に変わっていた。皆藤は少し怒っていて、今まで何で呼んでくれなかったのと言いたげだった。
<解釈その2>
郵便物・・・一般に、メッセージ。
集配人・・・一般に、知らせ、またはメッセージが届く。たいていはよい知らせ。これから見る夢は特に重要で、内なる導きから直接情報を受けとるかもしれない。
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【洞察】
1.キーボードケースは実際注文して配達を待っているところなので、ほんの少し未来の予見と思われる。これがきっかけとなり、何らかの出会いが起こるということか。
2.ケースの用途は長旅なので、これによってやりたい事ができるようになるということ。
3.あえて戸籍上の文字を使っているのは、真実の自己を表しているのか。
その3)配達の人がきて、玄関に郵便物を置いた。男は玄関の中でつながっている隣人の部屋を見て「人生の半分以上を一緒に過ごすんですね」とにこやかに言った。その部屋をちらっと見たが、多少の生活感はあるものの、人がいる様子はなかった。
郵便物が置かれた台をよく見ると、俺へのハガキと一緒に細かい数字がいろいろ書いてある伝票のようなものを見つけた。配達人が忘れたまま去ろうとしたので、それを渡すと、男はまた微笑んだ。
<解釈その3>
【洞察】
0.その2と関連性が高いと思われる。その2で少女が出てきた別のドアとの位置関係が同じだった。
1.人生の残り半分以上を過ごすであろう、長旅の準備が整いつつあるということか。
2.人生の伴侶との出会いを予見しているのか。
その4)(夕方のうたた寝の夢)実家の物置の中で全裸になっていた。少女か誰か来たような気がして、仕方なくタオルケットを巻いて、玄関の方へ行った。すると見知らぬ車が強引に入ってきて近くに駐めた。
実家はいつの間にか改造されていて、大部分が他人の住居になっていた。中に入ると群青色の敷石(何かを導いている雰囲気)が並んでいて、俺は「なんじゃこりゃ」と言った。家族が住むスペースは一階のほんの一角だと知った。
家の中は原形を留めないほど変わっていたが、板張りの廊下とか土間のようなものがあり、ひどく昔風の造りになっていた。この大変化に、俺は不安を持ちつつもなぜか冷静だった。
奥へ行くと親戚のWMのおばさんなどがいて、「SG(母の姉の姓)の政子に会いなさい」と言われた。俺はその人に会うため、板張りの広い階段を上っていくところ……で目が覚めた。
<解釈その4>
裸・・・一般に、自分の本当のフィーリング、アイデアをさらけ出すこと。自分からも他人からも包み隠さないこと。
物置(クローゼット)・・・一般に、人生に対する姿勢、アイデア、記憶を蓄えておくところ。生活の一番大切なものごとから自分を隔離しているものを、少し処分する必要がある。
石(岩)一般に、強さ、基盤、独自の能力。
群青・・・青+紫なら、精神や智慧、加護に関すること。
古い・・・一般に、時の経過に耐えうる真実。多くの人生と学びを通して成長する、あなた自身の永遠の部分。知恵や実力をつけること。不要になった気質の一部分。
階段・・・一般に、人生の方向。上るなら正しい方向。
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【現況】長旅に出るという本来の目的のため、持ち物をどんどん売って身軽にしている。
【洞察】
1.裸で物置にいたのは、いろいろと処分して本来の自己に近づいているという意味か。
2.売った持ち物が人の物になり、実家(自己)の大改造が始まっていると思われる。
3.精神や智慧、加護に関する導きが、自己1階のある部分の基盤となるのか。
4.改造後にかなり昔の家になったのは、自己の最も古い部分、つまり生まれる前に計画した目的が露わになった、ということか。
5.政子という人は、SG家にいたかどうかわからないが、どうも先祖っぽい感じがしている。その人は大改造の事情を知っているようなので、また夢の中で会うのかもしれない。
【今日のカード】Tiger(冒険・回復)/Indigo and Crystal Children(子供との関わり・大天使メタトロン)/Topaz(自然)/38 Queen of Cups(Troubadour/Discernment)(ものごとをよりはっきりと見ることができる。平和を手に入れる。落ち着きと威厳を見い出し、恩恵が手の届くところにあることに気づく。ハートからのコミュニケーションが真実に語りかけることを理解する。思考からフィーリングへ)