その1)旅の一行(あるいは一座)がいる。何かの経緯の後、地下街のコンコースのようなところを行き、一行の中のある動物が脱皮のようなことをはじめる。皮がゴムのように粘っこくて、なかなか抜けない。やがて勢いよく抜けると、執筆中の小説の主人公P(女)が現れた。Pは背中に天使のような白い羽(翼)を生やしていた。羽はまだ濡れている。本人が羽のことに気づいたとき、驚いて「あひゃあ」などと変な声をあげていた(小説の中でもそういうキャラ)。


<解釈その1>
地下・・・一般に、無意識。
動物が脱皮して人間になる・・・おそらく、成長のことであろう。
天使・・・一般に、神の使い。重要なメッセージ。
白・・・一般に、真実、清らかさ、神の光、保護、導き。
羽・・・一般に、明るさ、気持ちの高揚、発達した才能。
翼・・・一般に、自由、無限。

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【現況】小説の中で主人公は今、大失敗してピンチに陥るが、影の守護人に助けられ、注意を受けるというくだり。
【洞察】すでに絵師によるキャラ原案が存在しており、夢の中で映像化できたのであろう。
1.キャラが成長して、神の使いにふさわしい存在となりつつある。
2.書き手の成長のこと。作品の中に天使を見いだした。




その2)熊本をバスで旅している。古い街並や、赤い鳥居が坂に沿って縦横幾重にも連なる名所などを横切る。やがて屋内のショッピングセンターに入った。そこを歩いていると、ときどき若い女の子に注目され「あーっ」と指さされる。いつの間に知られるようになったんだろうと思いつつ、それからは目立たぬようにして構内をうろついた。


<解釈その2>
バス・・・一般に、自分を表現するための大きな潜在能力。
赤・・・一般に、エネルギーなど。
数々の鳥居・・・門の類いなら、チャンスがたくさんあること。寺院の類いなら、内奥に宿る叡智たち。あわせて、内奥の叡智に通じるチャンスがたくさん。
ショッピングセンター・・・一般に、チャンスの種類と必要な手段は望みのままにそろっている。自分の新たな部分を覚醒させること。
有名になる・・・辞典に項目なし。「有名人」が導き手を意味するので、自らそうなることか。

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【現況】昨晩一曲仕上げて、今日は休み。
【洞察】おそらくは次作の展望。曲を書く前途はとにかく九州がよく出てくる。前回の熊本の夢(10.7.31)のときは、シンフォニックな曲を書くことになった。書いている途中(10.8.3)では、福岡が出てきた。今回は何か大きなチャンスでもあるということか。期待すると良くないので、リラックスにつとめることにする。