髪の量が急にまばらになって、それから頭頂がつるつるに禿げた感じがあった。

(中略忘れ)

何かの経緯の後、神社のような所にきた。そこには大昔の写真機があり証明写真が撮れるというので、撮ってみようと思った。

中庭(?)が見える枠の前に立つと撮影が始まった。しかし、俺はどうしても眠くて目がほとんど開けられない。3回シャッターが切られたがたぶん全部失敗だろうと思った。

受付機のところに戻ってみると写真が出てきていた。1枚目は、左打席でバットを振って球を捉えようとする長髪で目がぱっちりした若い女だった。(なぜかこれを自分だと認識し)まあこんなもんかなと思った。他にも野球っぽいのが何枚かあった気がする。

それから、親戚のWMさんっぽい一家とバドで遊んだ、かつての(?)1シーンが何枚かあった。それらは少しだけコマが動く写真だった。懐かしい気もしたが、知らない場所だし知らない男も写っていて、明らかに記憶の断片が合成・編集されたとわかるものだった。

 

【洞察】

1.頭頂が禿げるのは、疲れているのか、あるいは将来的にそうなる(すでになりかけているが)ことを予告しているのか。

2.目が開けられずにシャッターが切られたのに、写ったものは目がぱっちりした若い女、しかも打者というのが、なにか意味ありげに感じる。自分は(体は男だが)若い女であり、かつ打者であるという認識なのか、あるいは開眼すればそうだとわかるということなのか。場所が神社でかつ証明写真というのも、自己の真実の姿について語っている可能性がある。

3.この世で今、現実と思っているものは、単に記憶の合成にすぎないと言っている可能性もある。

見知らぬ倉庫でバイトしていた。中国人(?)が何人かいて話が通じてるのかよくわからなかった気がする。

倉庫は広大で物量も人員も多い。俺は自分の担当(失念)がこれでいいのかよくわからず少し不安だった気がする。

通路を歩いていると大量の大型テレビが積んであった。近くの道の駅に納品するやつらしいが、置く場所がないのでこの倉庫のスペースを貸しているようだ。倉庫は在庫をストックするだけではなく、こういう機能もあるんだと思った。

旅客機で北のほうへ向かっていた。あるとき飛行機はかなり低空を飛び始めた。森林に当たるかもとヒヤヒヤしたが、少し行くと伐採されていて空の通り道になっていた。

パイロットは「福島上空を低空飛行中です」とアナウンスした。安心したのもつかの間、飛行機は落下した。俺は思わず頭を抱えて身を守ろうとした。死んだかと思ったが、それほど衝撃はなかった。

客が脱出の準備をはじめた。いつの間にか室内がバスのようになっていて、おっさんの運転手が(女の?)客に「靴なんかいいから早く出て」といった。俺も(登山?)靴が気になっていたが(紐を結ばずに?)外に出た。

そこは見知らぬ地方の郊外のようだった。道路沿いで靴の紐を締めようとかがんだとき、目の前を車が通った。危うく頭をひかれるところで、さっきといい危ない目にばかりあうと思った気がする。

 

【現況】昨晩は安ウィスキーとはいえ、大して飲んでないのにすぐ吐いてしまった。

【洞察】

1.飛行機の低空飛行や落下は体調が低調であることを示しているのか。

2.通り道のように伐採されているのは、それが予定や予期されていたことを示しているのか。

見知らぬ倉庫でバイトしていた。何かの商品の出荷準備をしていた気がする。

その男は(判読不能)またすぐ仕事にかかった。

トラック系(?)の競技を見ていた。陸上とも少し違っていて何の競技かよくわからない。

白井○○(失念)という若い女が大会(おそらくオリンピック)5連覇をかけてスタートした。彼女はいろんな種目で金銀のメダルを何個もとってきた強者で、日本人にしては珍しいなと思った。

テロップを見ると、白井は42、43回大会は連続優勝だが、やけに昔の大会にも出ており、この人いったいいくつなんだと思った。するとアナウンサーが「親子で5連覇です、失礼しました」といって訂正した。そのうちの3連覇は母親がやったようだ。

 

【洞察】

1.競技というシンボルや、メダルの多さは(多種目で?)勝つことあるいは成功にこだわるべきという暗示なのか。白井とは誰なのか、なぜ母娘で5連覇なのかがよくわからない。

2.昨日アップした曲(NG)が成功している、あるいは満足のいく結果、ということを示している可能性もある。

父(故)の車の助手席に乗っていた。見知らぬ郊外をドライブしていた。

父はおもむろに、どこに住みたいかという話をはじめた。父は「本当は田舎に住みたいんだ」といった。はっきりとはいわないが、都会の喧騒などから離れたいらしい。俺は「車持ってるんだから田舎に住めば?」といった。転勤で釧路に住んだこともある父だが、もっと郊外からだって通えたろうにと思った。

父は「でも都会からは離れたくない」みたいなことをいった。(一見矛盾しているが)言わんとしていることが何となく見えてきた。俺は「じゃあ都会の中の田舎に住めば? (自然は)多少(人によって)作られた感はあるけど」といった。

いつの間にかそのような土地を走っていて、父はそのことについて議論を始めたいようだった気がする。それにしても今日の父はよくしゃべるなと思った。

 

【洞察】

1.文字通りの解釈とすれば、自分の真意をいろいろと鑑みて本当に住みたい場所(ある程度の便利な都会であり、かつその中か周辺に自然も多い)のことを語っていると思われる。ただ、それはだいぶ前から心の底で思っていることであり、金もないのに今その話?という唐突な感じもある。

2.作曲に関する方針について可能性がある。ここでいう都会というのは、ポピュラーつまり売れる音楽のことで、田舎は自分にとっての自然で奔放な音楽(多くは前衛的な)のことであろう。

本当はやりたい放題にしたいが、売れない(食えない)のは困るわけで「都会の中の田舎に住む」とは、ポピュラー音楽の枠の中で(その影響を受けてはしまうが)奔放な自分を出すしかない、ということであろう。

3.洞察1と2のダブルミーニングの可能性もあり「都会の中の田舎に住む」というのは、人生の重要テーマなのかもしれない。

TMネットワークの小室と木根と話していた(宇都宮はいない)。俺もTMのメンバーらしい。彼らによると、数日後(15日?)からいよいよ活動を再開するという。スケジュール表にそう書いてあった。

俺はうれしかったが「やべえ、その日バイトだ」といった。木根もバイトらしい。小室は適当にキーボードを弾きながら(作曲の前段階?)「何のバイトしてるの?」といった。俺は「倉庫。アマゾンって書かれた封筒を仕分けしてる」といって、その手真似をした。アマゾンに反応した小室は「大変じゃないの?」といった。俺は(少し考えて)「ちょっと遠くて通うのが大変」といった。

 

【洞察】

1.前衛的な作曲は一応継続しているのだが、TMに象徴されるもっとポップな電子音楽の(本格的)活動が近々はじまるという予告なのか。宇都宮がいないのは、ボーカル曲ではないことを示唆しているのかもしれない。

2.小室は作曲活動の障害になるものとして、バイトや通勤の大変さを再認識させようとしているのか。自分としては特に通勤が大変という認識なのか。通勤短縮のための引越しを暗示している可能性もあるか。