その1)個人経営っぽいコンビニで夕食を探していた。ビールか何かのつまみにと思っていたが、単品の惣菜を複数買うと高くなるので弁当(焼き鳥弁?)にした。レジに行くと欽ちゃんとバイトの少年Aがいた。Aは寡黙でひどく大人しそうな感じ。Aはそれまでレジをやっていたが、俺が行ったときは何かの理由で今回はレジを休んでいいということになり、代わりに欽ちゃんが担当した。
732円の商品で735円を渡した。欽ちゃんは今よりも老けた感じで少し耄碌しており、釣り銭を正しく選ぶのに手間取った。
釣り銭をもらい帰ろうとしたとき、欽ちゃんはモノクロのチラシ(黄色い紙)の切れ端のようなものに、おもむろに何か書き始めた。はじめは俺の住所かと思ったが、欽ちゃんは「ここにかけるといいよ」といった。走り書きでよくわからないが、どこかの住所と電話番号のようだった。


<解釈その1>
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。
広告(チラシ・ポスター)・・・(ベサーズ解釈)注意せよ。高次の自己、導きがあなたにメッセージを送っている。
【連想法】
コンビニ・・・ちょっとした食品の買い物。スーパーの代わり。
弁当・・・普段はあまり買わない。普通はパック米+惣菜。
欽ちゃん・・・お笑い界の元大御所。一線から身を引いている。子供の頃は彼の番組は欠かさず見て大笑いした。
代わりに・・・俺の事情に合わせてくれた。
耄碌・・・長老。老いた賢人。
黄色い紙・・・ローカルスーパーのレギュラー、または大手のイレギュラーな特売チラシの紙。
ここにかけるといいよ・・・導き。そこにヒントがある。

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【最近の出来事・寝る前の思考】ここ数日ひどい右の肩こりと歯茎の鈍痛に悩まされている。ただでさえ進路が決まらず金もなく切羽詰まった時期でつらいというのに、こんな仕打ちはあまりにひどい。あまりに希望がなさすぎる。これ以上生きている意味がわからない。もう終わってしまいたい...etc
【洞察】
1.欽ちゃんは子供時代の笑いに関係していると思われ、今回は老賢人や導き的な役割のように見える。
2.おそらくそのメモに書かれたところに問い合わせるのがいいのだろうが、なにしろ判読できないので困る。




その2)小学時代の友人TDとその家族が使っていたらしいアパート(リアルにはない)。鍵が開いているので俺は勝手に入った。
部屋にはほとんど物がなく、今はほとんど使っていないようだ。プラ製の白っぽい収納ボックスが3段くらいあった。一番上の段にだけ、文庫本が3〜4冊入っていた。窓が開いており(曇り空だったか)勝手に人の本を手にするのを外の人に見られたら......と一瞬考えたが、それほど気にせずタイトルを確かめた。
『東が東』(あずまがあずま・上下巻)(作家名失念。知らない名だった気がする)という小説が気になった。以前にあった何かの導きかメッセージはこのことだろうと思った。勝手に持ち帰るのはさすがにマズいかと思い、ここで読んでいくか(あるいは通うか)考えていた。


<解釈その2>
鍵・・・(ベサーズ解釈)内奥の気づきから得る情報。真実の扉を開く鍵。知恵、知識。(ケイシー解釈)宇宙の法則を理解するための自覚的知識。安全を保証するもの。ある状況に対する解決策や解答。
物置(クローゼット・収納)・・・(ベサーズ解釈)人生に対する姿勢、アイデア、記憶を蓄えておくところ。生活の一番大切なものごとから自分を隔離しているものを、少し処分する必要がある。
本(書物)・・・(ベサーズ解釈)あなたの人生の本。今生での目的。人生設計の知識。重要な学びが近づいている。(ケイシー解釈)知識。手に入れた教訓。記憶。アイデアアカシックレコード。(フォンタナ解釈)知恵、知性、人生の足跡。
窓・・・(ベサーズ解釈)与えられた状況を超越して見ることのできる力。大きく開かれた予知能力、認知力。反対側の、次元を超えた気づきを開く窓。(ウォレス解釈)ある問題に対するあなたの見方。(ホロウェイ解釈)いろいろな(問題に対する)視点や見通し。心の中を垣間みる。(フォンタナ解釈)外的世界を理解する能力(ユング説)。
部屋・・・(ベサーズ解釈)自分の側面を表す。(ウォレス解釈)自分の性格の様々な側面。新たな可能性(見知らぬ〜)。チャンスの大きさ(〜の大きさ)。才能や情熱の性質(〜の中にあるもの)。(ホロウェイ解釈)持っている関心や能力。
東・・・(ベサーズ解釈)精神、魂の源。覚醒。太陽が東から出るように再生すること。
【連想法】
TD・・・小学5〜6年のときの友人。すごく優しい。イケメン。スポーツ万能。当時は若すぎてスキンシップをとりにいくに留まったが、今思えば彼に対して無意識的な恋愛感情はあったと思う。のちに函館に引っ越して疎遠になった。
鍵が開いている・・・中に入るのに抵抗はない。
今はほとんど使われていない部屋・・・あまり利用やアクセスしていない記憶や自己の一部。
白い収納ボックス・・・今使っているやつに似ている。収納家具はそれしか持っていない。
曇り空・・・明るめながら、気分が落ち着いていて嫌いではない。
小説・・・他人のを読むのはやや苦手。書くのは好き。かつてはプロ作家志望で7年くらい長編を書いていた。
東が東・・・あずまは、自分のHN(あずまや)のことだろう。
このことだろう・・・その1の欽ちゃんの走り書き。

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【検証】
2014.5.23に、TDは久々に会いたいというのだが、彼は東京で俺は函館という夢。
2016.8,29に、小学時代のTDは女にモテたようだが、彼が女に興味を示したという記憶がない。俺はモテはしないが似たようなもので、俺は彼が好きだし付き合ったら仲良くやれるのかなと思った、その際2人裸で布団に入っていた夢。
2017.10.5に、TDは俺に病気を隠して作曲に関わっていたが耐えきれずに昇天した。彼は「延命は後悔しそうなので力を出しきった」といったが、のちに病気ではなかったとわかる夢。
【洞察】
0.その1の解決編であろうか。
1.TDはめったに出てこないシンボル。憧れ、理想、もしくは同性愛的な感情が考えられる。
2.「東が東」は自分のHN、つまり自分(このHNを使い始めたのは2003年前後なのでそれ以降の?)ことと思われる。「自分が自分であるように」とか「自分は自分」といったメッセージであろうか。その1の欽ちゃんの不明瞭なメモはこのことだと思われる。
3.上下巻なのは人生が2部制になっているという意味か。
4.TDが自分の理想(彼の性質というよりは、やりたい事だろう)の象徴だとすれば、しばらくそこが空白かアクセスされていない状態になっていた。そこで(欽ちゃんの導き→)小説「東が東」が提示される。つまり自分が自分らしくあるための物語を紡ぐように、あるいはその道を探すように、ということかもしれない。
5.今年の夢の傾向(右手に万年筆をもったビートたけしが「何か物足りない。そうだこれからはお笑いをやろう。という訳で、お笑いに戻ってきました」(2018.1.30)、伊藤敏博がWeb小説を書く(2018.5.9)、小説新人賞のために書いていた(2018.5.14)、島のある人に「小説を書かないか」といわれた(2018.6.10)、音楽より小説が先に売れてしまう(2018.6.26)、少女が HPでこっそり小説を書いている(2018.7.14)、音楽活動メインだが脚本で生計を立てている(2018.8.2)、その他「神保町」にアクセスしやすい場所に住みたい(2018.6.19)、アキバが外人向けに変わってしまい神保町(?)でバイトしたい(2018.2.4))から、小説は「再び小説を書く」(それが自分らしさ)ことを暗示している可能性もある。




その3)夕方か夜、現下宿っぽい部屋にいた。不動産の担当AKっぽい男とケータイで電話していた。俺は「荷物(家財の意)が早く来すぎちゃったのでどうしたらいいか」という相談を持ちかけた。しかし、これは自分の問題なので彼にいっても仕方がないわけで、彼も返答に困っているようだった。
その辺りから、電話の声が聞きづらくなり、俺は相手の言葉を適当に想像して話を合わせるしかなかった。それから、ケータイのあるボタン(リアルにはない機能)を誤打してしまったようで、AKは「風の音がひどいんですけど」といって、聞きづらそうにしていた。しかし、どのボタンを押したのか、どのボタンが何の機能なのかわからない。ともかく話はここまでにして電話を切ろうと思った。


<解釈その3>
(たくさんの)荷物・・・(ウォレス解釈)ほとんどの時間を他人の面倒に費やしていて、自分の欲求にかまっていない。
引っ越し・・・(ベサーズ解釈)内面に大きな変化が起こっている。完全なる存在へと変化していくよう、成長している。
電話(ケータイ)・・・(ベサーズ解釈)ある状況の中で助けを求めているか、理解してくれるように望んでいる。誰かからの電話やメッセージなら、導きからの伝言。(ケイシー解釈)情報を手に入れる手段。やってくるメッセージ。他人との意志伝達。テレパシー。自分自身の直感。
【連想法】
現下宿・・・いま現在。この街は気にっているが、収入さえ上がればもう少し利便のある街のもう少し良い部屋に住みたい。
荷物・・・家財。引っ越し。
自分の問題・・・他人には解決できない。
ケータイ・・・電話で話すのは苦手。
聞きづらく・・・直感力の低下。
ボタン・・・ある機能。
誤打・・・不可抗力。

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【寝る前の思考】(そのときまだ解釈が不十分で)TD、小説「東が東」の関連性がどうしてもわからない。(俺は)小説を書くのか?
【洞察】
0.現下宿が具体的に出てくる夢は初出かもしれない。
1.2017.12.3の夢で、8月2日が2月28日に変わった(発つ電車の側面の車体番号が『82』から『228』へ変わった)という感じがあり、本来の予定よりも早く引っ越してきてしまった(今抱えているの問題はそれが原因)ということかもしれない。しかし、今更をそれを言うかという疑問もある。
2.想定よりも早く課題(今の問題、あるいは家財=引っ越し→状況や内面の変化)がやってきてしまい、困惑しているということかもしれない。
3.どのみち他人に解決できる問題ではない、ということか。
4.電話の不調は、困惑や混乱のせいで直感力や判断力が落ちていることかもしれない。