その1)誰か(老人?)と組んで何かの捜査をしていた。そこは見知らぬ部屋で、大きな窓があり下界までだいぶ高さがあるようだった。窓辺から突き出た枝(?)のようなところに若い女Aがいて、何か話した気がする。ほどなく女は足を滑らせて下に転落した。
これは助からないだろうということで別の議論をしていたが、すぐに行って助けを呼べばまだ間に合うかも、ということになった。窓の外をチラ見すると、女は血を流して倒れており、やっぱり厳しいかもと思った気がする。


<解釈その1>
窓・・・(ベサーズ解釈)与えられた状況を超越して見ることのできる力。大きく開かれた予知能力、認知力。反対側の、次元を超えた気づきを開く窓。(ウォレス解釈)ある問題に対するあなたの見方。(ホロウェイ解釈)いろいろな(問題に対する)視点や見通し。心の中を垣間みる。(フォンタナ解釈)外的世界を理解する能力(ユング説)。
落ちる(墜落する)・・・(ベサーズ解釈)状況をうまくコントロールできない、エネルギーが低下している。魂が体に戻るときに下手な着地した。(ケイシー解釈)落ちている、下降している状態。人生の中での失望。支援の欠如。何かに夢中になる。管理できなくなることの恐怖。道徳的な過ちに苦しむ恐怖。威厳のある立場から転落したり、その地位を失うことの恐怖。(ウォレス解釈)期待が高すぎるゆえに失敗とみなす。責任を手放す必要。ストレスや緊張の蓄積を解放している。(ホロウェイ解釈)スケジュール過剰、現在のストレスや混乱。疲れていることに気づいていない。いっぱいいっぱいになっている。(フォンタナ解釈)(レベルが上がったがために)失敗を恐れている。
死・・・(ベサーズ解釈)古いものが終焉を迎えている。(ケイシー解釈)新しい思想の誕生。自分の能力を試すための状況の到来。霊的真実の教訓を与える試み。肉体の欠陥、不調、衰弱のために失われた才能。自分の死後の状態。夢の中で死んだ人物の特徴は、自分の生活の中にあったある特徴が消失したことを表す。夢の中で死んだ人に対し、もっと関心や愛を抱く必要。推移または変化。(ウォレス解釈)根本的な変化。これまでの生き方が終わりを告げ新しい人生が始まる、ある段階の終わりと新しいチャンス(両親など大事な人の〜)。(ホロウェイ解釈)何らかの変化。物事の一区切り。一種の通過儀礼。成長の一つの時期が終わる、過去とのつながりが断ち切られる(親の〜)。
【連想法】
捜査・・・原因を探す。
窓・・・外界との接点。
高さ・・・景色はいい。危ない。
女A・・・口が立ち、それほど好きな感じでもない。
転落〜重傷(死)・・・危ない場所にいたからそうなった。助からないだろう。
まだ間に合うかも・・・未練。

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【寝る前の質問】小説家? ライター? で稼ぐのか。
【洞察】
0.質問の答えかどうか何ともいえない。
1.何かの原因(あるいは元凶)を探していて、それが女Aだった、ということなのか。
2.Aが転落(おそらく死)したのは、それが終わったことを指すのかもしれない。とはいえ、未練があるようだ。しかし助からないこともわかっている、という感じに見える。
3.Aは作曲業(プロとしての)を暗示している可能性がある。それにこだわっていたせいで、今の状態(稼ぎがない)の原因を招いたが、その件はもう終わった、という風にも読めるが...。




その2)(半覚半眠の夢)「○○(失念)は△△(失念)に通じるので、積極的にやっていきたい」と、心の中で言ったか思った。


<解釈その2>
【寝る前の質問】当面の生活費はどう稼ぐのか。
【洞察】
0.その1と2の質問に答えているようにも見える。
1.「ライターは小説家に通じるので〜」と当てはめると、筋が通っているようにも見える。




その3)見知らぬ下宿にいた。黄土色のフェイクレザーっぽい台座がついた物置台のようなものがあった。あまり高級そうには見えない。はじめは何かを置くのに使っていたが、今は空だった。また何かに使おうと考えたが、部屋のものを減らしていきたいという欲求があり、ネットの友人Rに譲ろうと思った。
Rの家は近所(すぐ隣?)にあった。広い玄関に入ると、Rの妹らしき5〜6歳くらいのおかっぱ風の可愛げな少女が通りかかった。互いに目線だけでなんとなく挨拶した。
それから、Rが呼びにいったらしく、父親が現れた。男は丸顔で小太りで40代くらい。白っぽいオープンシャツを着ていて(裾はインしてない)、丁寧な話し方からビジネスマンか(上級の)営業職だろうと感じた。
Rから話を聞いた父親は、急に台をくれるというので、どうしたものかという感じだったが、現物を見て金額を聞いてきた。買い取らせたいわけではないので、俺は「自分の部屋には不要になったので(タダで)お譲りします」みたいなことをいった。
父親はその台を吟味しはじめた。いつの間にかその台は、古びた渋みのある重厚そうなものに変わっていた。木曽かどこかの木材を使っているようで、燻したのか黒っぽくなっていた。


<解釈その3>
物置(クローゼット・収納)・・・(ベサーズ解釈)人生に対する姿勢、アイデア、記憶を蓄えておくところ。生活の一番大切なものごとから自分を隔離しているものを、少し処分する必要がある。
土台(建物の)・・・(ケイシー解釈)夢を見た人の肉体。計画(業績を達成するのに頼りになるもの)。信頼でき、人生に安定を与えるもの。理想。前提。
イス・・・(ベサーズ解釈)あなたの置かれた状況、態度。自分をどう見ているか。自分らしさ。
【連想法】
物置台・・・とりあえず何か置いておくためのもの。簡易的なイスのような感じもする。保留。一時的。
ものを減らしていきたい欲求・・・ものが多いのは好まない。衝動的に減らす。
R・・・ネットの(ほぼ唯一の)友人。小説家志望。常に書いている。話を書いたり設定を作るのが大好きな人。家族は母親のみで、父親は幼い頃(?)に死別したという話を聞いた。妹はいないはず。
Rの父親・・・優しそうだが仕事はできそう。
白いシャツ・・・清潔。無難。
ビジネスマンか営業・・・お金。給料。何かを上手に売る。契約。
渋み、重厚、燻した・・・年季が入ったために高級感が出ている。

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【寝る前の質問】その2に同じ。特にここ1年くらい(の稼ぎをどうするか)。
【洞察】
0.質問に答えているのかどうかよくわからないが、その1と2両方に関連してそうな感じはある。
1.Rの家がすぐ隣であること、家族構成がリアルと違うことから、これは自分自身の作家としての(特に自己に近い)側面を表していると思われる。
1.収納台にもイスにも見える「物置台」は、一時的な方針や姿勢や計画を表しているかもしれない。また「座」を表しているとすると「その座をR(一家)に譲る」、つまり一時的ながら主導権の座を「(今の作曲家から)作家や文筆業としての自分」に譲るという風に読める。
2.Rの幼い妹は、まだ未発達の小説家とはまた別の文筆業(ライティングか何か?)の才能かもしれない。
3.Rの父親は敏腕ビジネスマンという感じで、おそらく「実質的な稼ぎ」に関係すると思われる。つまり台(座)を譲ることは「稼ぎを文筆業に譲る」ことを示しているかもしれない。
4.父親がわりとラフな格好なのは、家にいるから当然といえば当然だが、普通来客時はシャツをインするはず。そこが目についたということは、フリーランス在宅ワークを暗示している可能性もある。
5.台が安っぽいものから渋く重厚なものに変化したのは、小説家として7年くらいブランクがあったものの、夢日記や作曲(作詞の添削をしたこともある)をしていたために、かえってその期間に文章力や構成力や創造性(?)などが熟成されて、実力や価値が増したことを示しているかもしれない。
6.「木曽」は「基礎」のダジャレかもしれない。基礎はしっかりしているという意味?