その1)羊蹄山に登ろうとしていた。旅の計画の都合で一番下から登ることになると思われたが、それはそれできついので、中腹までバスか何かで行って(リアルではそんな道路は存在しない)そこから登ることにした。
いつの間にか中腹にいた。ビジターセンターのような建物がある。中で職員が他の客に説明しているのを聞いていた。登山道は泥地が多く大変な悪路のようだ。
登山口まで行って山を見上げると、かなりの急傾斜で、これはきつそうだと思った。でもせっかくここまできたので登ってみることにした。
登りはじめて数分もしないうちにもう道は困難で、いったんリュックを置いた。少し登ったところにちょっとした足場があるようで、とりあえずそこまで行って無理かどうか判断しようと思った。
道はすごく急で、かつての溶岩が半ばトンネル状になっていた。そこの岩は粘性があり柔らかかった。活火山だからそうなのだろう(まだ岩が若くて熱が残ってるせい?)と思った。
そこを抜けるとさらに急傾斜で、ほとんど壁に近かった。リュックを取りに戻るか、置いたまま(今回は偵察だけとして足場まで)登るか考えていると、他の登山者がどんどんやってきて、壁に張りついてよじ登っていった。そのとき、悲壮感ありげな男の高い声のボーカライズ的な(あるいはシンセのボイスパッド的な)BGMがずっと流れていた。今回は無理だと思い、後日改めて登ることにした。
そもそも今は春で雪深いはずで、この山は夏じゃないと無理だろうと思いつつ、目が覚めた。


<解釈その1>
山・・・(ベサーズ解釈)全体的に把握する能力、明瞭、魂の気づき。登っているなら正しい方向。彼方の山を見ているのは、あなたを導く経験、チャンス、新たな学びが待っていることを表す。(ケイシー解釈)より高度な精神段階に到達する。物質界についてより完全に理解する。真実についての理解を手に入れられる場所。ある概念を完璧または充分に理解する。霊力の上昇。高いが堅実な理想。障害と困難。(ウォレス解釈)一定レベルの業績を達成しようと努力している。傾斜が急なほど目標達成に向けての学びは厳しい。厳しい現実とさらに前進するための努力を受け入れた。険しくても適度なペースでコツコツやれば実現や前進できる。(フォンタナ解釈)性的な活動や願望。男性的な面。精神的な進歩。(個人的観念)作曲は登山のようなものという観念があり、それに喩えることがある。
泥地(mud)・・・(ベサーズ解釈)心の基盤。体を癒し、効果を集中させること。基盤となるものに作用する。行く手はでこぼこ道だが、そこにあるべき自分を見つける。
泥(dirt)・・・(ベサーズ解釈)今生で前進も成長もしていない。考え方や状況を制限してはいけない。生活、悪習慣を一掃せよ。
泥・・・(ケイシー解釈)妨害のために作られたもの。躊躇や恐怖など自分を抑圧する側面。見た目にもかかわらず、宝を含んでいたり、治癒に役立つかもしれないもの。何かに立ち往生したり巻き込まれたりすること。排泄物。子宮・自分自身の起源。無視。体の酷使。
崖・・・(ベサーズ解釈)人生の転機。徹底的な変化が求められる。決断しなさいということ。(ケイシー解釈)知識または理解の深まる場所。高い理想。乗り越えなくてはならない障害。野心。(ウォレス解釈)前進するには能力が足りないと感じている。障害を回避しよう(うまくやり過ごそう)とする試みは、いかにイライラする状況を回避しようとしているかを表す。自分の状況をしっかり把握しながらも、事態が手に負えなくなるのを心配している(〜にしがみついている)。

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【現況】マンガYTの曲ESを書き始めた。モチーフの影響で、書いてみると純和風っぽくなったが、純邦楽の知識がほとんどないのと和楽器は奏法が難しいものばかりなので、複雑な曲は作れそうにないと思い、ミニマルでアンビエンス的な曲にすることにした。
【洞察】
0.今回の作曲を登山に喩えている可能性は高そうか。
1.なぜ羊蹄山なのか。モチーフは北国といっても越後地方なので他にも適当な山がありそうなものだが。富士山のような美しい形が選ばれたということなら、曲調や和楽器純邦楽の世界観を表していると思われる。
2.登山道がひどい悪路であったり壁のような傾斜なのは、和楽器純邦楽という山を登りつめるのは非常に困難であることを示していると思われる。
3.壁をどんどん登る上級の登山者は、自分の他の側面なのか、それとも純邦楽の世界は他に上手な人がたくさんいること(また、今から同じことをやってもそう簡単には追いつけないこと)を暗示しているのか。
4.悲壮感ありげなBGMはよくわからないが、感情的な演出なのか。
5.今の時点では昨日書いた曲以上のことはできないので、いったん離れて改めて挑戦すべき、ということであろう。
6.羊蹄山が春に雪深いというのは、夢の中ではあまり感じなかった顕在意識に近い思考かもしれないが、もしかすると夏になるとまたやることになるのかもしれない。それが今年の夏なのか、実力がついてきたことを夏と喩えるのかはわからない。




その2)宴会場のようなところで行われた、お笑いバラエティのニコ生中継っぽい番組が終わったところだった。
その後、余興なのか、カメラに取りつけた妙な形の枠の中で、芸人たちが長大なローテーブル前に座ったまま曲に合わせてパフォーマンスをはじめた。面白そうなので放送を見続けていた。
俺はいつの間にかその会場にいて、芸人らに混じって座っていた。食事会か何かが始まろうとしていたが、端の席の方である男Aがある芸人を笑わせようと何かを始めた。Aはデジタルパーカッションのようなものを使い、奇妙なリズムで叩いたりした。それが妙におかしくて、俺や両隣の芸人たちなどがこらえるように腹を抱えて笑っていた。


<解釈その2>
【洞察】その1をふまえての夢なら(純邦楽は難しいので?)別の提案として、デジタルパーカッション的なものを使った面白い曲を書くことを推奨している可能性がある。




その3)モノポリーのようなボードゲームをやっていた。プレーヤーは俺と大学時代の友人TZと見知らぬ大学生くらいの女Aだった。ボードはモノポリーよりずっと大きく、長辺が長いものだった。
ゲームはサイの目の関係で俺が少し先行していた。ボードのある地点では『ゴリゴシティ』という名の宮殿か豪邸の絵が描かれたチケットがあった。ゴリラなのかゴルゴなのかそれが混じったような名前だな、こういったちょっと古風で虚飾的な(?)架空世界も面白いな、などと思った。
それからAがサイの目12を出して一気に進んできた。その勢いなのかなぜかAは走り出し、TZがそれについていった。俺も2人の後を適当に追いかけたが、2人がデキているのを知っていたので途中で走るのをやめた。どこかから2人が帰ってきたとき、俺は「逢いびきは済んだかね?」と悪戯っぽくいった。


<解釈その3>
切符(チケット)・・・(ベサーズ解釈)新たな経験のチャンス。(ウォレス解釈)自分の望むキャリアの道へ進むチャンス。特定の決断をする自分の権限。

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【洞察】
0.最近コルグがダジャレで作ったMono/Polyのモノポリースキン(?)がアップされたようだが、その影響なのか。俺としては、ジョーク自体はいいけどそれだと作曲時に雑念が入ってしまうので無駄に思えるのだが。
1.「ゴリゴシティ」という古風で虚飾的な宮殿(?)がよくわからない。資産としてかなりの額(数億?)がありそうなイメージだった気がするが、何かの大きなチャンスやポテンシャルを示しているのか。ゴルゴやゴリラ(攻殻の少佐に代表される強い兵士の愛称のことか?)という名前から、ハードボイルドや軍事的な作品をモチーフに使うことを示している可能性もある。
2.TZは軍事的な作品は好みで俺と趣味が似た傾向があるが、それで彼が選ばれた可能性はありそう。
3.Aはゲーム中になぜ走り出したのか。サイの目の数が最大ということもあり「勢い」で書くことを示しているのかもしれない。AとTZの「逢いびき」は、俺の与り知らないところで何か(作曲?)の示し合わせが行われたことを暗示しているのか。




その4)(昼寝の夢)(前略忘れ)料理を作ったり洗い物をしたりするロボット(男の姿)が導入されたらしい。否定派だった張本勲は(料理をして)食器を洗浄した後のきれいな手を見て、実力を認めざるをえない様子。
これがきっかけで張本はこの番組を降板することになりそうだった。また、他の2本くらいあるレギュラーも終わりそうで、ファンからはそっちの番組はやめないでほしいとの声が上がった。


<解釈その4>
洗う・・・(ベサーズ解釈)悪習慣を断ちなさい。感情の浄化、純化
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。

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【寝る前の出来事】ニコ生のチャット枠で車の自動運転、人間自身の機械化、AI(それに伴う労働の不要性)など、近い将来の自動化について話題になり、自分も多く希望的観測を含めて誇張気味に述べた。
【洞察】
0.このロボットについて、張本は特に「洗浄」を注視していた感じだった。
1.AIやロボットなどの作業の自動化は、ある分野では人間の実力と遜色ないレベルまできており、張本のようなレジェンドとはいえ古い権威的な側面はこれを認めざるをえず、自己の第一線から引退することになるということなのか。
2.料理よりも食器洗浄の方が注目されていたのは、作曲のことであれば作曲そのものよりも、後処理(=浄化作業?)つまりミックス〜マスタリングのこと(そっちの方が自動化しやすい)を示しているのかもしれない。