その1)ドレスっぽい服を着たおネェ2人が漫才をやっていた。Aは9割方女に見えわりと美人(声も高くてほぼ女)、Bは太ったほぼ男だった。Aは「女の姿を維持するのは大変」とか「実は胸がけっこうあるのよ」といった。BはAの胸を触ると「本当だ」といって驚いた。
女性ホルモンを使ってないのに胸が大きいというので体質的なもののようだが、もしかすると女になりたいという信念の力のせいかもしれない、と俺は思った気がする。
Aはそういった話をブログの日記に書いているらしい。漫才は素人レベルなので、ブログの宣伝のためにやっているんだろうと思った。


<解釈その1>
【洞察】
1.一見すると女性化(女体化)願望のように思えるが「女性ホルモンを使ってないのに大きな胸がある」「ブログの宣伝のための素人漫才」というのが、何かの鍵のような気がする。
2.男が女性化することが「ある特異(一般にはタブー視される?)な生き方」を表現しており、素人漫才は作曲のことで、実はその生き方の宣伝のためにやっている、とも読めなくもないが、今はよくわからない。




その2)見知らぬ物置部屋にいた。古いPCがあり、当時遊んだらしい見知らぬアドベンチャーゲームをやっていた。ある程度キリのいいところまで進むとゲームが中断し、ディスク交換となった。
フロッピーディスクは4〜5枚くらいあり、DISK2を探したがなかなか見つからなかった。しかもゲームを継続するために、ディスクに書かれたパスワードかシリアルナンバーを入力する仕様だった。それらしき文字列がいくつかうっすら書いてあるが、非常に見づらくて判別できず、どれがそのコードなのかよくわからなかった。


<解釈その2>
【洞察】
1.最近過去のことを懐かしんだり考えた覚えはないので、なぜ古いPCとゲームが出てくるのかよくわからない。
2.ゲームのディスク交換(1→2)が、人生の第1部が終わり第2部に入ろうとする局面を表しているとすれば、今は第2部をどう始めていいのかなかなか分からない状態、ということなのか。




その3)見知らぬ下宿にいた。人からもらったキーホルダーのようなものをキッチンかどこかのある壁に貼っていた。それは十数個あった。他の壁にも数十個あったが、この壁に統一して貼っていきたいと思った。
俺はいつの間にか見知らぬ若い女(わりと美人)と入れ替わっていた。ここへ取材に来ていたある中年男(わりとブサイク)は、女にその趣味をやめてほしいと願い出た。女になぜかと訊かれると、男は「あなたが好きだからです」と急に告白した。女は動揺した様子で「はぁ?」といった。
女は自分に自信がない様子で「こんな私のどこが...」みたいなことをいった気がする。男は「それでも構わない」みたいなことをいった気がする。


<解釈その3>
【洞察】
1.「人からもらったたくさんのキーホルダー」が鍵と思われる。自分の作曲のスタイルや傾向から「他人が書いたモチーフ(主にマンガ)」と読めなくもないが、まだよくわからない。
2.取材に来た中年男とその告白は、外部からのオファーを示している可能性もあるが、まだよくわからない。




その4)(昼寝の夢)ある高校にいた。休み時間、他の同級生と話していたつもりが、いつの間にか下級生の少女Aと話していた。リアルでは知らない子だが夢の中では親しいらしい。
少女はずっと上の階にあるらしい自学年の教室に向かうべく、未来チックな造りの長い階段通路を上っていった。俺もそれについていきながら話していた。俺は受験を控えているのに全然勉強してないという悩みを打ち明けた。
階段を上りきると(おそらく上行きの)エレベーターに乗った。そこにはAの彼氏らしき少年Bがいた。よく見ると2人の顔(特に少年の方)には大きなイボがいくつもあった。俺は2人に「受験があるのに、今までで、一生の中で今が一番勉強してないんだよ」といった。
するとBは「情報、来いよ」といった。彼は高校とは別の、情報系の専門学校(?)か何かに通っているようだ。興味を覚えた俺は、後でBの所へ行ってみることにした。


<解釈その4>
階段・・・(ベサーズ解釈)人生の方向。上るなら正しい方向。(ケイシー解釈)道。人生で待ち受けている困難(横板のない〜)。あらゆる種類の上昇。生活が今までよりマイナスになってしまう何かをする(〜から落ちる)。成功。一連の様々な出来事や努力による改善。社会的名声の増加。(ウォレス解釈)特定のキャリアの進路と安定した進路を考えている。物事を好転させようと挑戦的になるほど道は険しくなる、つまり適度なペースでコツコツやったほうがよいということ。
イボ・・・(ベサーズ解釈)必要のなくなったもの。切り離し、取り除くことができる。自分の固くタコになった部分で、成長に不要なところ。
エレベーター・・・(ベサーズ解釈)上るのは正しい方向。いっそう高度な認知力を得ること。自分の感情と動機を知るために、心の深い問題を調べている。(ケイシー解釈)変化(栄枯盛衰)。意識の変化。
試験の準備をしていない・・・(ウォレス解釈)現実の生活で自分の振る舞いを批判的に見ている(このままでは他人に評価されないと思い込んでいる)。結果に期待しすぎている。(ホロウェイ解釈)がんばりすぎ。高い成果を求められるときの不安と緊張。オーバーワーク。(個人解釈)「(英訳などの)予習をしてなくて当てられたらどうしよう」というパターンが多く「やるべきことがあるが今は準備が不足している」とか「常に作曲してないと(経済的に)不安でしょうがない」いう意味かもしれない。

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【洞察】
1.「受験(あるいは卒業)を控えているのに全然勉強してない」という夢はときどき見るが、今回は特に「一生の中で今が一番勉強してない」ということで、深刻な感じに見える。
2.生活費を稼げていないので今後バイトをすべきなのかどうかということで「今が一番プレッシャーを感じている」ということなのか、文字どおり「一生で今が一番学んでいない」ということなのか。
3.下級生の教室が自分よりずっと上の階にあるのが不思議な感じである。造りも未来的なので、未来からきた情報の可能性がある。
4.少年少女の顔に大きなイボがたくさんあるのはどういうことか。(今の自分のせいで?)不要な思考や欲求不満がたまっているということか。
5.「情報」とはおそらく情報処理、つまりネット関連の学び(あるいはバイト?)のことを指していると思われる。「(創造的な)退屈」を得るために情報絶ちをしようとアプリやブクマをどんどん削除したりしたが、それはかえってよくないということなのか。むしろ情報が多くカオス的なほうが向いている?