その1)中学くらいの俺は授業をサボって小さな岩山に登っていた。別のクラスの生徒らも登っていて、山道はときどき渋滞した。途中、小中学時代の友人KKやクラスメイトのKZに出会った。俺は「よく会うのう」といった。2人は軽くうなずいただけで黙っていた。
(中略忘れ)
いつの間にか体育館にいた。別のクラスの生徒がイスを縦に並べて座っている。俺は知っている奴がいる最後尾の辺りにつけ、空気イスで座るフリをした。
前方にはアラサーくらいの先生がいて、やたら整列に厳しかった。俺は体勢を低くして前の生徒の陰に隠れ先生にバレないようにしたが、列が何度も乱れるのでこっちまで来るんじゃないかと心配していた。


<解釈その1>
山・・・(ベサーズ解釈)全体的に把握する能力、明瞭、魂の気づき。登っているなら正しい方向。彼方の山を見ているのは、あなたを導く経験、チャンス、新たな学びが待っていることを表す。(ケイシー解釈)より高度な精神段階に到達する。物質界についてより完全に理解する。真実についての理解を手に入れられる場所。ある概念を完璧または充分に理解する。霊力の上昇。高いが堅実な理想。障害と困難。(ウォレス解釈)一定レベルの業績を達成しようと努力している。傾斜が急なほど目標達成に向けての学びは厳しい。厳しい現実とさらに前進するための努力を受け入れた。険しくても適度なペースでコツコツやれば実現や前進できる。(フォンタナ解釈)性的な活動や願望。男性的な面。精神的な進歩。(個人的観念)作曲は登山のようなものという観念があり、それに喩えることがある。

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【洞察】
1.KKやKZはバスケ部、特にKKは俺にテクノ音楽というものを教えてくれた友人なので、それに関係あることか。
2.「よく会うのう」というのは今日の夢の中での記憶らしく、実際は初見。
3.別のクラスがよく出てくるが、自分の道とは違うジャンルの音楽(ラジオを録音したので?)も聞けということなのか。
4.先生にバレないように隠れるのは、いつもと違うこと(=別のクラス)をするのが後ろめたいと思っているのか。




その2)実家っぽい家の居間にいた。母は夏っぽい白地のノースリーブのワンピースを持ってきた。それを着てどこかへ出かけるらしいが「コーディネートしてほしい」といわれた。ファッションに疎い俺は「そんなこと言われても」といった。
母はくすんだ紺色の地味な服を着ていた。少し前に大病を患ったようでだいぶ痩せているが、今はそれなりの体調のようだ。俺は壁にかかっている赤かピンクっぽい派手な厚手の羽織(?)を指して「そのちゃんちゃんこ着ていくわけ?」といった。


<解釈その2>
衣服・・・(ベサーズ解釈)演じている役割、ゲーム、態度。過去世の体験(今の体験は当時取り組んでいたものと同じである)。(ケイシー解釈)肉体。外面的な人格パターン(態度や行動)。あなたの職業や担っている職業的役割。服に隠されている肉体の一部への言及。ペルソナ(外界に適応するための顔)。(ウォレス解釈)他人が自分の印象を決める基。他人に与えたいイメージ。地位やアイデンティティ

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【洞察】痩せた母の(派手な服での)外出は、直感的側面の不調を回復するために、自己の外部にきっかけを求めることを示唆しているのか。