薬屋のような店でバイトしていた。中年のごつい客がカウンターレジに5kgか10kgの米を持ってきた。安売りになっているようで1500円くらいだったが、スキャンする直前に(誰かがバックヤードで操作して?)売変がかかってしまい、何百円か値上がりしてしまった。
俺は焦ったが、そのことについてどうにかわかってもらえるように事情を説明した。男は怒ることはなく「むしろ(元々安いのに)自分がごねているみたいだな」みたいなことをいって苦笑した。「そんなことはないです」と俺は取り繕った。
レジのモニターを見ると、その米は『VOCALOID』というブランドだった気がする。
その店は埼玉の春日部(?)にあり、そこに欠員が出たので俺が就職することになった気がする。東京から埼玉へ通うのは大変だなとか、もう春日部に住んでしまったほうがいいだろうか、などと考えていた気がする。


<解釈>
薬屋・・・(独自解釈)以前に勤めていた唯一の仕事。曲を書き始めたり完成する前後に見ることが多く、対応する商品があることから、生業を示していると思われる。リアルでは自分に相応しくない仕事だったが、夢判断の素材としては的確で役立っている。(追記)ブランクの時期にも見るので、作品毎というより、生業自体の健康の話かも。

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【洞察】
1.「安売りの米に直前に売変がかかって値上がりした」ことが何を意味するのか、まだよくわからない。
2.米のブランド名からして、客が持ってくる商品はやはり作曲するものを示していると思われる。
3.突然、行ったこともない春日部が出てきたが、どういうことなのか。春日部にある音楽制作かゲーム会社に欠員が出てそこに呼ばれる、という暗示?