その1)ある大学の教室の前で高校時代のクラスメイトWKZに会い、彼の研究テーマの概要が書かれたリストを見せてもらった。大体のこと(作るべき化合物)は決まっているようだが、その方法はまだのようだ。
俺の方はまだ何も決まってなかった気がする。近年のこういった医薬品の有機合成はあまり意義がなく「モチベーションが上がらない」と俺は愚痴った。今や化合物自体の価値は薄いので、つまらない方法で役に立つ化合物を作るよりも、あまり役に立たないものでも合成方法が面白い方がやる気になるのにな、みたいな話をした。


<解釈その1>
【寝る前の質問】今年の(活動)資金はどこから?
【現況】図書館へ行き、前から気になっていた曾我蕭白の図録を見てその自由な絵柄に感銘を受けた。
【洞察】おそらく芸術についての話と思われる。近年は楽曲そのものの価値は下がっているので、つまらないやり方で売れたり人の役に立つような曲を書くくらいなら、結果はどうあれ楽しく作ったり面白くなる方を選んだほうがいいということか。




その2)大学のあるサークルにいた。何かの原因である同僚とケンカ別れになった。大学時代の友人TKがそいつに電話をかけて鼻歌などで説得していた。俺は悪くないので自分から関係を修復する気はなかった気がする。
サークルの広い別室では自己紹介が行われていた。新人の女子などが壇上で話しているのを見た。俺は2年だったか、ともかく新人ではなかった。ある同僚によれば(新人以外の)自己紹介は任意のようなので、面倒に思った俺はやらないことにした。
大学からの帰り、雪道で白いスポーツカーがバックしてきた。避けようとしてもそのまま追ってくるので、高い雪山の上に逃げた。車はその下の方に突っ込んだ後、諦めたのか去っていった。俺は雪山の崖の上からその様子を見ていた。運転席の男の顔は知らないが、初めての感じではなく知っている奴だという確信があった。


<解釈その2>
雪・・・(ベサーズ解釈)清らかさ、真実、平安、リラックス。新しいはじまり。再出発。自分の世界を新鮮な目で見ること。(フォンタナ解釈)恐れや障害が解消している(〜が解けている)。変容や浄化。心の創造性が遅滞し障害をかかえている(凍えるような状態)。
冬・・・(ベサーズ解釈)精神の内省、分類。次に訪れる成長の春に備える時期。
白・・・(ベサーズ解釈)真実、清らかさ、神の光、保護、導き。(ケイシー解釈)純粋さ。無知。完璧さに対する理想。衰弱。(ホロウェイ解釈)光、輝き、回復、浄化、再生、治癒。複雑な問題を覆い隠す薄っぺらな楽観主義。
車・・・(ベサーズ解釈)現実の日常生活の自分。車が大きいほど望みを実現する能力は大きい。(ケイシー解釈)人生という旅をするための乗り物。これから何らかの事故が起こりそうという警告(自動車事故)。肉体。幽体。自分の考え方。野心的、精力的。地位、社会的立場。自制心、またはその欠如。(ウォレス解釈)個人的な欲求や野望。キャリアを発展させたいという熱意。特定の望みを実現するにあたり、どれくらいのパワーや能力をもっているか。(ホロウェイ解釈)目標に向かう今のあなたの姿勢。根拠のない自信不足、自然物の場合は立場そのものに障害が潜んでいて先に進めなくなっている(〜の障害物)。
追いかけられる・・・(ウォレス解釈)何らかの緊張を生み出している状況(追跡者による)。その問題に立ち向かうべきであろう。自分のある能力を示すチャンスだが、それに関わる責任から逃れようとしている(男女あるいはギャングに〜)。抑えられない本能的衝動がある(動物に〜)。まだ開花していない強力な才能が存在するが、それを進化させ、磨くのは骨が折れる(怪物に〜)。(ホロウェイ解釈)プレッシャーとなり追い立てているもの。

        • -

【寝る前の思考】役に立たなくても面白い方を選んだほうがいいのはわかったが、金はいったい誰がもたらしてくれるのか。
【洞察】
1.答えになっているかはわからないが、その際にある側面を切り捨てたり、新しい側面がやってきたりするということか。
2.白いスポーツカーに追われたのは(自己の)真実と対峙することになるいうことなのか。辺りが雪山なのは、今冬の事という意味か、あるいは次の本格的作曲までの準備期間の事か。




その3)あるゲーム世界の中にいた。地上の海のステージの鍵をすべて解き、いよいよという感じで地下ダンジョン(第3部?)のステージに入った。地上と違って休憩施設などなさそうで(ゲーム機でのプレイと一緒で)なんとなく不安だった。
最初のモンスターは1体のみで、苦戦はしなかった。それから少し行くと何かの施設があり、中に人がいて、俺たちパーティーはそこで芸か何かを見せることになった気もするが、よく覚えていない。


<解釈その3>
海・・・(ベサーズ解釈)尊重され賢明に活用される、巨大な感情のエネルギー。生命力のみなもと。(ホロウェイ解釈)豊かな生命力、神秘。(フォンタナ解釈)無意識に向かい合うこと(ユング説)。
地下・・・(ベサーズ解釈)無意識。(パーカー解釈)無意識の奥深いところにある重要なメッセージ(〜室)。

        • -

【洞察】その1や2と関連なら、人生のゲームは感情の世界(あるいは無意識の上層)から無意識の深層へ、つまりは自己の真実へより迫るステージに入った、ということか。