母とどこかへ数日間旅をした。帰ってくると、すぐまたどこかへ行くことになっていた。今度は遠いので船で行くらしい。俺は酔うのであまり賛成できなかったが、直前だと安い航空券はないし、電車を乗り継ぐのも大変だった。「酔い止めが必要だ（24時間分くらいのイメージ）」と言うと、母もそれに気づいて少し迷いが出たようだった。
旅立つ前、いつの間にか一人で見知らぬ巨大船の中をさまよっていた。面白そうではあったが目的地が違うので、早く帰って母と合流しようと思った。しかし、船はとにかく広くて複雑で、なかなか港へ出られなかった。エレベーターを上下し、屋外に出て鉄板の斜面を下り、出航ギリギリでどうにか港に降り立った。そのとき船に乗り込もうとする船長らしき男を見かけた。
母を待たせてしまったと思い、リュックの中を探ると案の定、ケータイが震えていた。開いて通話しようとしたが、見知らぬメニュー画面がよくわからず、なかなか出られない。画面どうこうよりも緑色の通話ボタンを押せばいいと気づき、やっとつながった。母は今まで何してたんだ、などといって怒っていた。俺がぜいぜい息を切らしていたので、大変だったことが伝わったらしく、やがて母は苦笑した。
良い事があるのか、母はもったいぶったように言い回すと「じゃーん！」といって、旅のプランを発表した（内容までは覚えていない）。
＜解釈＞
船・・・一般に、感情を表す。大型船なら、実際に人生という感情の海を巡航している。
エレベーター・・・一般に、上るのは正しい方向。いっそう高度な認知力を得ること。自分の感情と動機を知るために、心の深い問題を調べている。
電話（ケータイ）・・・一般に、ある状況の中で助けを求めているか、理解してくれるように望んでいる。誰かからの電話やメッセージなら、導きからの伝言。
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【寝る前の思考】20年近くかけて徐々に変遷する自分の深部のセクシャリティと、人生の目的と徐々に向きあうようになってきた度合いの同時性について、大いに悩んだ。
【洞察】そのテーマについては壮大かつ複雑な構造や事情があるようだが、今乗るべき船はそれではない。そんなことで悩んでいる場合ではない、創造の旅の方が重要であると、自分の中の偉大なる直感が言っている。そして、創造における何か新しいプランをもたらそうとしている。
【今日のカード】Owl（闇と静寂・夜の創造性）/Gentleness（自分に優しく・大天使サンダルフォン）/Selenite（智慧・人生の深い意義）/16 The Tower -outward-(The Violet Robe)（解消と解明の考えにたどりつく。この場所に至るということは予期されても考えられてもおらず、また計画されてもいなかった何かである。しかしながらそれは、それ以前の思考や感情の全てを変化させ新しい理解が生じる。スピリチュアルな向上）
