その1)あるアパートの部屋を訪ねた。そこには近所のじいさんがいて何やら話し始めたが、早口と訛りで聞き取りづらい。部屋を出ようとすると、じいさんは俺に小銭を渡し「具合悪いから『はも茶』と『○○茶(聞き取れない)』を買ってきてくれ」と言った。はも茶(缶)は自販機にあるかもしれないが、もう一つのはなさそうな感じだったので、そのように伝えた。お互い言葉が通じづらいまま、買うかどうか決まらないうちに、目が覚めた。


<解釈その1>
【洞察】
1.「はも」は魚のことであろうか。京都の天ぷら屋に「はも茶」という茶漬けはあるようだが。
2.ハブ茶の訛りであれば決明子の茶のことか。肝臓を癒して眼精疲労などに効くらしい。実際、旅の計画で酷使した目が疲れているし、ちょっと運動をサボると脂肪肝になりやすい体質である。




その2)何かの経緯の後、俺は何かの分厚いプリントの束(モノクロ)をめくっていた。そこへ母がやってきた。俺は誰かにもらった薬屋のチラシを見せた。母は市内に薬屋(中部工業とか○○工業といった妙な店名)がどんどん建っていることに驚いている。俺は「建設ラッシュらしいよ」と人から聞いた話をしつつ、やりたくもない薬屋でまた働きなさいと言われるのではと少し不安だったが、母はそれについては特に何も言わなかった。


<解釈その2>
薬屋・・・以前に勤めていた唯一の仕事。曲が完成する前後に見ることが多く、対応する商品があることから、生業を示していると思われる。リアルでは自分に相応しくない仕事だったが、夢判断の素材としては的確で役立っている。
広告(チラシ)・・・一般に、注意せよ。高次の自己、導きが、あなたにメッセージを送っている。

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【現況】夏旅の計画を終え、行くことに決めた。
【洞察】
1.薬屋の建設ラッシュは、旅に行くことで(パワーを得て)多くの楽曲を書く可能性が広がった、ことを意味すると思われる。
2.工業系の名前が多いのは、シンセや電気楽器を駆使したサウンドという予見か。
3.薬屋がシンボルの一種に過ぎないと知っている一方で、リアルでまた薬屋をやらなきゃいけないのかという不安はまだ残っており、ときどき夢の中でも反映される。実際、音楽での成果がはっきり出ていないこともあり、まだその恐怖を受け入れ切れていない。




【今日のカード】Ibis(神聖・神の守護・深部にある情熱)/Patience(忍耐・夢の途中・大天使ジョフィエル)/Red Coral(天と地の統合・性的エネルギー)/85 The Chariot -return-(Titania)(継続性に欠けるという感覚を経験した後にシンクロニシティが戻る。他の人の心に触れるように前進すると共にハートからのコミュニケーションをとる。シンクロニシティに向かう歩み。抑圧された感情の表現)