地下鉄(または夜の電車)に乗っていると、外国人の中年女が誰かを呼んでいた。俺の名じゃないのでじっとしている。正面に座る黒人の老夫婦がお互い何か言っている。呼び声があまりにしつこいので、何とかならないかと思っていると、本人が近づいてきて、俺のことだと気づいた。女はカリブ海系かアフリカ系の黒人で、小さなぶどうの形をしたシトリンのような石を身につけていた。彼女は昔、俺がいた小学校のイベントでiPod(nano)をもらったのだが、なくしてしまったという。
そうこうしているうち、白いiPodが出てきたが、女のいう小学校の名が一致しないので、俺は自分の学校の名を言って、違うのではと女を説得する。その後、iPodの様々な記録を調べられる装置が現れるが、それでも小学校の名前はどうかと思っている。(その辺りで、女は子供に変化していた気がするが定かではない)


<解釈>
地下鉄・・・一般に、自分の深層部分を見つけだすこと。
シトリン(黄水晶)・・・水晶の類いなら、エネルギーの伝導体や宝庫。オレンジ色なので、特にエネルギーについて。あるいは金運のこと。
ブドウ・・・一般に、魂の滋養。実り。
白・・・一般に、真実、導きなど。

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【洞察】最近、ブラジル音楽をとりいれたパット・メセニーの曲に感銘を受けている。そのことについてかもしれない。心の深い部分に訴えかけるものがあり、大いに参考にしたいと思っている。昔、似たようなものを聞こうとして挫折したか、あるいはこれからiPodで何度も聞くようにということかもしれない。あるいは、そういった曲を聴いたり書いたりすることが、エネルギーや金運を招く。