家族(リアルでは親父は他界している)でとある島に来ている。海岸には大きな岩山があり、名所にもなっている。ふと気を抜いたとき、材木をカンナで削ったくずを丸めたのようなものが降ってきたと思ったら、急に大きく硬くなってその岩山にぶちあたり、尖った上半分が割れて、地面に崩落した。岩山を壊した巨石をよく見ると、石英でできており、近くの山の頂が崩れてここまで転げ落ちてきたとわかった。一方、崩落した場所には、徳光和夫が観光か何かで来ていたらしく、皆で安否を気づかっている。


<解釈>
くず・・・一般に、過去のもの。
壊す・・・新しく生まれでるために壊す。強引に進みすぎている等。
石英(水晶、クォーツ)・・・一般に、エネルギーの伝導体、エネルギーの宝庫。

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【洞察】カンナくずが石英の巨石に変わったところがポイントだと思う。
1.削ったために、元のものが巨大なエネルギーをもった。(削るのが正解)
2.削ったものが、実は巨大なエネルギー(あるいは全体の肝)だった。(削らないのが正解)
【現況】作品で、あるアーティストに影響されて、削ったり変えたりしようとするところができた。それのことを言っているのか? 削るのは確かにカンナくずのごとき小さなものだが…。わざわざ忠告してきたことから、削らない方に分があるように思える。