その1)車に乗って近所の道を走っていた。ほとんど運転したことがない(リアルでは免許なし)ので、操作がままならず、歩行者などにぶつかりそうになる。それを見かねた母がチャリか何かで先導し、教えようとしていた。とにかく慣れないので生きた心地がしなかった。チャリの方が絶対性に合っていると思った。
いつの間にか車を降りていて、母の後ろを歩いていた。自転車修理屋の前を過ぎ、さらに行くと、低いビルの谷間の広場に出た。そこでは草フィットネス的な集まりがあった。近くにいた中年女が母に参加を促した。母が「急に入ってもいいの?」と訊くと、全然大丈夫と言うので、飛び入りすることになった。母をよく見ると、いつからか見知らぬ人の顔になっていた。


<解釈その1>
車・・・一般に、現実の日常生活の自分。車が大きいほど望みを実現する能力は大きい。
自転車・・・一般に、バランスが必要。

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【洞察】
1a.誰かの車に乗っている夢は時々見るが、自分で運転するのはほぼ初めて。自分の人生をようやく自分の力でコントロールしようとしはじめたということか。
1b.「タイムマシン」についての本を読み始めたことが影響しているなら、ようやく真実の自己を探究する車を運転しはじめたが、まだ心身が慣れていない(難しい内容を読むとすぐ疲れる)、という様を表している。
2.自分で100%コントロールできる乗り物(チャリ)のスピードで人生を歩むほうが、性に合っているということ。
3.運動不足なので体を動かす(汗を出して感情の老廃物を手放す)ことを促している。




その2)三茶っぽい街で、大学時代の友人TKやTZ君などに出会った。他に見知らぬ女子が3人くらいいた。これから皆でちょっと遊べそうな雰囲気だったが、俺は何故か近くの店の分の大きなゴミ袋を手にしていて、少し先の指定場所に置いてくるという手間があった。元の場所に戻ってみると、TKしかいない。TZ君は高そうなカメラを抱え、女子たちを引き連れてどこかへ行ってしまうところだった。俺はTKに「こんなものさ」と言って切なげに肩をすくめた。


<解釈その2>
ゴミ(trash)・・・一般に、乱雑。考えが混乱すること。はっきりしない、雑然とした考え。
くず(dust)・・・一般に、必要なくなった過去のもの、過去のアイデア。終始手放さずにいる感情の廃物。
カメラ・・・一般に、経験の意味を認知すること。学びに利用するための人生の記録。

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【洞察】
0.店のゴミは、作曲した後の感情の老廃物と思われる。
1.感情の廃物を手放そうとしている間に、新たな創作(女子と遊ぶ)が逃げていってしまいそうである。つまり多少疲れていても、創作を休むべきではない。
2.感情の廃物を手放さないうちは、新たな創作(女子と遊ぶ)ができない、つまり次の作曲は心身のデトックスをしてからという暗示。




【今日のカード】Penguin(夢、アストラル界の探索)/Clear Your Space(整理整頓・大天使ジョフィエル)/Moonstone(フィーリングと感情・女性性)/33 Four of Wands(Dolphin/Peace with a Purpose)(忠実、生の真の喜び。人生やそのプロセスを真剣に捉え過ぎない。個性化のプロセスを広げる。注意が必要なところではっきりと見る。自分の見解の信頼性と保護。平和なコミュニケーション)