その1)ある動物園を訪れた。そこでは数センチ大にミニチュア化した小動物たちが、狭苦しい透明ケースの中で飼われていた。ケースは一枚のボードにずらりと並んでいた。動物たちの動くスペースがほとんどないのを見て、俺は近くにいた飼育員らしき人に「これじゃ動物たちは運動不足になるでしょ?」と言った。飼育員は苦い顔でうなずいた。
俺は人間の傲慢さにあきれ、動物たちを解放(あるいはもっといい環境で世話)する方法を提案した気がするが、そこがよく覚えていない。


<解釈その1>
動物園・・・一般に、檻に閉じこめられている動物的な本能を様々な方法で表現すること。人生を動物園とみなすこと。心身や精神のエネルギーが様々に表現を変えること。状況は動物園のように盛りだくさんである。
動物・・・一般に、自然界で命をつなぐ本能的な側面。第2第3チャクラに関連するもの。
ケース・・・「檻」の類なら、自分がつくった牢屋。自分で課した制限に閉じこめられている恐れ。自分を表現することの恐れ。

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【現況】作曲は休み。昨日は家に閉じこもり、マンガを読んだりテレビを見たりした。森薫のマンガを見て、本当に好きなことで楽しく仕事している光景が浮かび、うらやましく思った。自分もある程度は叶えているが、ときどき疲れてしまう。真に彼女のようになるには何をすればいいのだろう、自分が真に好きなことは何だろうと考えさせられた。
【洞察】
1.本能的な側面(特に小動物的な特徴)が矮小化され、エネルギー不足(あるいは運動不足)になっている。本能的な表現を恐れている。
2.いろいろなものが詰まったモチーフ(原作小説)に沿って曲を作ることに縛られているという意味か。(シングル曲を暗に提案しているのか)
3.将来書くであろう、寝かせている小説のネタに近いものがある。小説を書きたがっているのだろうか。




その2)あるイケメンが作った、旨い料理を食べた。その後、居間のソファでくつろいでいると、母が働こうとしない俺に文句をつけてきた。俺は「面倒くさいこと(一般的な仕事)は俺には無理だもん」と言い切った。


<解釈その2>
食物・・・一般に、心身、感情、魂のための栄養。考えとアイデアのための栄養。
ソファ・・・一般に、日常で起こっていること。

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【洞察】
1.今は心身の栄養を摂ってくつろぐ時期である。
2.母親に反映される社会常識的な側面が、恐れのあまり仕事しろと責め立てている。だが、自己の信念「面倒くさいこと、つまり自分に合わないことはやらない」は守らなくてはならない。




【今日のカード】Sparrow(ありふれた物や人の中にある気高さ・豊饒と多産)/Clairaudience(透聴する・大天使ザドキエル)/Aventurine(スピリチュアルな旅・制限しない)/100 The Archangel Metatron(暗がりに差し込む光)