その1)教室で何かの授業を受けていたら、非常ベルがなった。訓練かと思ったが、本物らしい。ポケットに大事なものが入った上着(まさぐってみたらポケットティッシュとか大したものはなかった)を着て、廊下に出た。火事なので、急いで階段を上って、出口から外へ脱出した。出口では消防隊員がその場所を確保するかのように、廊下に向かって放水していた。


<解釈その1>
火事・・・辞典に項目無し。「火」の類なら、クンダリーニ、生命力、神聖な魂。(以下ケイシー解釈)物事を完全にするための試練。肉体疲労の原因となる体の状態。激しい怒り。情熱など。
消防士・・・一般に、高次の自己。浄化の力を持ち、否定的な考えや態度を取り除くことができる自分の内奥に宿る部分。
出口・・・一般に、与えられた状況から離れるチャンス。一つの選択。

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【現況】二曲ともアレンジが進んでいるが、深夜の第二部で細かい作業を長くやったせいで、少し腹の辺りが固くなった。
【洞察】
1.創作という学びの途中で、体が疲労した。その状態から脱出すべく休む(体を冷やす、火を消す)べきだろう、と高次の自己は態度で示している。創作をやると「陰」の力をかなり消費するため、体質的に陰虚になりなすい。相対的に「陽」が過剰なさまを火事で表現していると思われる。雪が降る(陰が強まる真冬)までは無理は禁物であろう。
2.クンダリーニや生命力の類からみると、性欲が過剰になっている。しかるべき措置をとるべきだろう。(創作で陰を使いすぎて昨日上がっていた性欲まで少し落ちているので、陰虚が進んでいる可能性。やや遠い解釈)




その2)夜、バスに乗っていた。目的地である「工業団地」まで行くと思っていたら、運転手がダイヤを間違えたらしく、途中のターミナルまでしか行かないことがわかった。不平を言う乗客たち。俺は仕方なく終点でバスを降りた。その際、出口のステップに、十円玉など三種類の小銭が山盛りに積んであるのを見つけた。
バスターミナルへ行くと、いつの間にか昼になっていた。天気は曇りかと思ったが、さっと雨が降ってきた。辺りをうろついていると、そこが「歌志内」(リアルには行ったことない)という駅だとわかった。駅の敷地にはカフェや店などがあってそこそこ栄えている。
俺は次のバスを探すのも忘れて、辺りを散策に出ようとした。すると、大学時代の友人IT(女)とばったり出会った。ITは傘を持っている。二人で散策することになった。コンクリートの土手のような構造物(複雑に交差して高架のようにも見える)を歩いていると、地面が迷彩色に塗られたゾーンを見つけた。面白そうなところへ行くには、そこを越えなければならない。俺はついゾーンを踏んでしまった。
すると、米軍の兵士らしき黒人男が現れた。ビビッた俺は正直に入ろうとしたことを白状。即座に兵士は俺の両腕をとり、腰にまわした(手錠はないが固定されている)。そこに将校らしきスーツ姿(コートだったか?)の男が現れた。兵士は彼にレベル5という厳しい規定通りの罰則を求めたが、将校は「俺が取り調べる」と二度言って、食い下がる兵士を退けた。
将校は俺の事情を知っているようで、どこかへ連れていって二人で話をしたいらしい。彼のおかげで罰が軽くなりそうな感じだった。


<解釈その2>
夜・・・一般に、ものごとがはっきりわからないこと。自分の中の未知の部分。導きの光が遮断された状態。あるいは経験的に、まだ起きていないことについて。
バス・・・一般に、自分を表現するための潜在能力。
お金・・・一般に、人生にもうすぐ変化が起こる。(以下、ケイシー解釈)努力して得た利益または報酬。価値あるもの。成功を示すための基準または方法。収入のチャンスなど。
雨・・・一般に、感情面が成長する準備のための浄化。
傘・・・一般に、感情が激しくあふれだすことから、自分を被い、保護するもの。
軍事基地の敷地(迷彩ゾーン)・・・一般に、自分自身に厳しい制限を課している。能力を自分ではなく、他人のために浪費している。自己訓練の必要性。
逮捕・・・一般に、自由を失うこと。前進を邪魔されること。特別な状況をつくってしまった行動と態度に対する責任をとること。
将校・・・一般に、導きを表す。

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【洞察】
1.工業団地は工場がたくさんあること、つまり量産体制を示しているのだろう。自分の能力で収入(少額x大量→印税、あるいはそこそこの収入)を得ることを予見している。しかし、本当の望みは「歌志内」つまり、内奥では歌を志している。今後はくつろぎながら(→カフェ)歌の制作に注力すべきであるということ。歌を作っている間(歌志内をまわっている間)、自分に制限を課して、自由を奪われたり責任をとらされる(疲れたり怒ったりしてツケを払う)ことになる前に、導きを求めよ。
2.(1のまとめ)曲の量産をめざしていたが、その目的はまちがっていたと気づいて、方針を変えることにした(それでも、過去の実績からそこそこの額、あるいは単に印税で報酬が得られるだろう)。心の内奥で志しているのは歌である。くつろぎながらやればいい。ただし、(遊びや欲しいもの、行きたい所などを禁じたりなどして)自分に制限を課すと、自由を奪われたりそのツケを払うことになるだろう。そうなる前に導きを求めよ。
3.歌志内は「うたをしない」というシャレで、逆の意味にもとれるので、一応注意(駅は荒んでいなかったので、遠い解釈)




その3)下宿(2階)にいる。ふと窓の外を見ると、トラックが止まっていた。傾いた荷台からたくさんの死体が地面に滑り落ちた……と思ってよく見るとマネキンだった。


<解釈その3>
トラック・・・一般に、大きな可能性。荷物があるなら、余分な重荷を背負っている。
死体・・・一般に、死んでしまった自分の一部分、考え方、態度、フィーリング。フィーリングや反応が鈍くなっている。
マネキン・・・(固い)「人形」の類なら、役を演じているだけで本当の自分を表現できずに我慢している。

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【洞察】
1.失った、過去のものになった思っている考え方やフィーリング(あるいは作品)は、実は別の役を演じているときの産物だった。今、その重荷を下ろした。
2.役を演じていたのは、インストのほうか、歌のほうか。あるいは小説か。はたまた、もっと前の望まぬ仕事(薬屋)で苦労した頃のことか。




その4)(目覚めたもののぼうっとしている時に見た半醒半夢)未来の車に乗っているようなイメージがあった。宇宙のような所を走っていたので、小型宇宙船かもしれない。ナビのような小型画面を見ると、「縮む」という表示、消えて「進む」となり、それが消えて、目のマークが現れた。


<解釈その4>
【洞察】(バネのように)力を溜めてから進むことに目覚めよ、という意味か。宇宙(人)からのメッセージの可能性は否定できない。