その1)夜、実家の近所っぽい幹線道路の辺りだったか。亀田三兄弟が悪どい暴走族になり下がっていて、人々に迷惑をかけていた。特に長男はひどく荒れているようだった。俺が乗る車も、次男と三男に危うく当てられそうになった。俺は車を降りると二人に詰め寄った。連れの男が三男の頭をつかんでCD-Rの50枚入りスピンドルケースのようなものを咥えさせようとした。俺はそれを制し「そういうことがしたいんじゃねぇんだ」といった。
坊主頭の三男は、大人しげな中学生くらいの少年(リアルとは全く別人)だった。少年は涙を流しながら「(昨日)死のうと思ってた」といった。どうやら本意で悪事に加わっていた訳ではないようだった。


<解釈その1>
夜・・・(ベサーズ解釈)ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を遮断すること。自分の中の未知の部分に入っていくこと。
車・・・(ベサーズ解釈)現実の日常生活の自分。車が大きいほど望みを実現する能力は大きい。(ケイシー解釈)人生という旅をするための乗り物。これから何らかの事故が起こりそうという警告(自動車事故)。肉体。幽体。自分の考え方。野心的、精力的。地位、社会的立場。自制心、またはその欠如。(ウォレス解釈)個人的な欲求や野望。キャリアを発展させたいという熱意。特定の望みを実現するにあたり、どれくらいのパワーや能力をもっているか。(ホロウェイ解釈)目標に向かう今のあなたの姿勢。根拠のない自信不足、自然物の場合は立場そのものに障害が潜んでいて先に進めなくなっている(〜の障害物)。

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【現況】今年の作曲はもう休むことにした。
【洞察】
1.特に怒ったりするようなこともないので、暴走族ということから、最近作曲を急ぎすぎていたということなのか。
2.夜なので事後的な反省を促す話か。




その2)学校の敷地にあるトイレで古い大型のラジカセ(黒基調で見たことのないモデル)を見つけた。まだ使えるようだが放置されているようなので、もらっていくことにした。その場で何曲かかけた後、何かの用でいったん外に出て校舎の方へ向かった。
ラジカセの音はトイレの外にも少し漏れていた。斎藤由貴の『記憶』がかかっているとき、辺りにいた二人くらいが「今どきあんな(昭和の?)曲がかかるんだ?」みたいなことをいって感心していた。
トイレに戻ると、小学生の二人組の一人が興味津々でラジカセをいじろうとしていた。「それは俺のだから」みたいなことをいうと、少年らはその場を明け渡した。
その後、ラジカセを持って帰るか考えていたが、よく見るとラジオのチューナー窓の部分が油カスでひどく汚れているのに気づいた。長い間キッチンで使われていたのか、それにしてはよく壊れずにいたもんだと感心した。とはいえ、そんな状態なので家に持って帰るほどの品でもないかと思い、ここに置いたまま公共的(?)に使うことにするか、などと考えていた気がする。


<解釈その2>
トイレ・・・(ベサーズ解釈)取り除くこと。不必要になった過去の体験を浄化すること。解放すること。手放すこと。許すこと。トイレが詰まっているなら、ささいな経験にとらわれて感情を洗い流せずにいる。(ウォレス解釈)人生で役立たなくなったものをどう手放せばいいかわからない。自分が本当に必要な方法を誰かに話す方法を探している。(フォンタナ解釈)公共の場で不安感がある。うまく自己表現したい。気持ちを楽にしたい。自己統制できない、創造的な力を訓練できなくなる恐怖(〜を溢れさせる)。
ラジオ・・・(ベサーズ解釈)導きからの情報。高次の自己からのメッセージ。あるいは「テレビ」の解釈に準じ、自分とのコミュニケーション。(ケイシー解釈)よりよく理解するために同調したり波長を合わせたりする能力。神が私たちの要求を「遠方で聞く」ことができるようにする方法。神と向き合い現世にあらわれたパワーを受け取る能力。遠くに広がっていく力。娯楽。聴覚。人との意思疎通。一般知識。テレパシー。

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【洞察】
1.前からラジカセ(というかCDラジオ)は欲しいと思っていたが、クリスマスという時期も関係したか、その願望の表れなのか。
2.80〜90年代風の歌謡曲を書くことを予見しているのか。それが心身の浄化につながるとか?
3.曲のチョイスが渋すぎる(好きな曲だが、当時のB面)。何か特別な意味があるのか。
4.チューナー窓が汚れているのは、しばらくラジオを聴いてないことを表すのか、それとも(直感などの)受信能力が浄化不足で低下していることか。
5.90年代のRPG(PS1アーカイブス)を始めたので、その辺りの記憶が刺激されたのか。